花火 ページ4
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お昼からはネクストでビーチバレーしたり、
尊人さんや会長と水鉄砲で遊んだり、
パラソルでゆっくりしてる果音さんと話してたり…、
そうこうしている内にあっという間に日が暮れてきた。
A｢夕日綺麗…｣
光輝｢だな｣
A｢ねぇ、ネクストで夕日バックに写真とろ！｣
海司｢いいねぇ｣
陸｢撮ろう！｣
ちょうど近くに居た結城先生に写真を撮ってもらい
服部さんの指示でホテルに戻る。
夜ご飯はホテル内のレストランでコース料理が
用意されており、馴染みのない食事に凄く緊張した。
A｢明日から何するんだろう…｣
食事を終え、部屋に戻って1人考える。
明日から本来の目的である王子強化の講習や
様々なレッスンがあるらしい。
私と果音さんはその補助らしいけど…
嫌な予感しかしない。
そんなことを思っていると携帯に1件の
メッセージが届いた。
竜今から出てこれるか?
直ぐにメッセージを確認するとそれは竜からで
“行ける”と返事をすると直ぐに部屋をノックされる。
A｢どうし…｣
竜｢シッ！｣
こんな時間にどうしたのか聞こうとすると口を覆われ
黙ってついてくるよう促される。
小さめのバックに携帯と財布、
ルームキーの必要最低限の荷物を持ち、
周りを気にしまくる竜について行く。
竜｢足元気を付けろよ｣
あれから竜は海の方向へと向かい、
少し足場の悪い岩場では私の手を取り進んで行く。
A｢ねぇ、何かあるの？｣
竜｢もうすぐで分かるから｣
そう言って辿り着いた場所で
大きめの岩に2人並んで座る。
竜｢……そろそろだな｣
A｢え？｣
ずっと時間を気にしていた竜がそう言った瞬間、
目の前が一気に明るくなった。
A｢……綺麗｣
私達を照らしたのは色とりどりの大きな花火。
竜｢ビックリした？｣
A｢うん！…でも何で花火の事……｣
竜｢……別にたまたま知っただけで｣
そういう竜だけど花火の光でほんのり顔が
赤く染まっているのが分かる。
……本当は調べてくれたんだよね？
そうじゃないとこんな誰も居なくて
よく花火が見える場所…
地元じゃなければ初めてここに来た竜が
知ってるわけないじゃん…。
A｢……竜｣
竜｢ん？｣
A｢ありがとう！｣
竜｢別に…｣
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月歌兄弟(プロフ) - 続き楽しみにまってます!!更新無理せず頑張ってください！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 608426acb5 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 更新楽しみに待ってました！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年2月13日 9時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - 続き見たいです！この作品大好きです！頑張ってください☆ (2021年2月4日 18時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
gun0306hokuto(プロフ) - 毎日楽しみ(^^)です主人公ちゃんと竜が幸せになって欲しいです (2020年12月13日 22時) (レス) id: 5f5a7dd17c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - SHEROさん» ありがとうございます(T^T)そう言って頂けて嬉しいです！ (2020年11月28日 17時) (レス) id: 7e7c3a00d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2020年11月21日 23時
