BBQ ページ2
．
尊人｢お前ら遅せぇよ｣
竜｢ごめん、兄貴｣
砂浜の方へ戻ると既にBBQの用意がされており、
尊人さん中心にお肉を焼き始めていた。
A｢美味しそう…｣
尊人｢いっぱいあるからAもじゃんじゃん食えよ！｣
そう言って器にタレとお肉を入れて
渡してくれた尊人さん。
A｢ありがとうございます！｣
竜｢兄貴、俺にも！｣
尊人｢しょうがないな〜…｣
そう言いながらも甘えてくる竜に
尊人さんは満更でもなさそうに
お肉を入れてあげてる。
一方尊人さんがお肉を入れてくれるのを確認した竜は
ご飯をよそいに行ったものの…
海司｢…何あの量｣
陸｢…昔話かよ｣
思わず海司と陸がそう言ってしまうほどてんこ盛り。
尊人｢ほら竜、お前もいっぱい食えよ｣
そう言って尊人さんは
これまたてんこ盛りのお肉を竜に渡した。
｢ありがとう、兄貴｣と尊人さんにお礼を言った竜は
それらを持ってこちらへ向かって歩いてくる。
A｢…ねぇ、それ1人前？｣
竜｢え、そうだけど…？｣
京極兄弟がめちゃくちゃ食べるのは知ってるけど
それでも何度見ても驚きは隠せない。
竜｢あ、もしかして肉足りない？｣
何を勘違いしたのか…
そう言いながら自分の器に入ってるお肉を
私の方に入れようとしているのを見て慌てて止める。
A｢いや、大丈夫｣
竜｢…そう？｣
少し不思議そうな視線を私に向けつつも、
手を合わせて｢いただきます｣と言って食べ始める竜。
ヤンキーだし、喧嘩っ早いし、乱暴なとこもあるけど
こうして挨拶や礼儀はきちんとしてるのは
当たり前の事なんだろうけど凄く素敵だと思う。
大きな口を開けてお肉にご飯に…
見てて気持ちいいくらいにかき込んでいく竜。
こうして美味しそうに食べてるのを見ると
作りがいあるんだろうな…。
竜｢どうした？｣
A｢え？｣
竜｢めっちゃ見てくるし…
やっぱ足りねぇんじゃねぇの？｣
A｢いや、美味しそうに食べるな〜って思って｣
竜｢だって美味いもん｣
そう言って竜は再び目の前のお肉に夢中。
少し離れたところを見ると以外にも奏さんも
率先してBBQに参加している。
すると奏さんに何かを聞かれたのか久遠さんは
何やら急いでタブレットで調べ物始め、
竜は目の前の食事で精一杯だし、
海司と陸も何だか知らないけど無理なの分かってて
竜に対抗して大食いしてるし…
私はそこから離れて奏さん達の所へ向かった。
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月歌兄弟(プロフ) - 続き楽しみにまってます!!更新無理せず頑張ってください！ (2021年7月6日 8時) (
レス) id: 608426acb5 (このIDを非表示/違反報告)
飴 - 更新楽しみに待ってました！！これからも更新頑張ってください！！ (2021年2月13日 9時) (レス) id: f127e1106e (このIDを非表示/違反報告)
れお(プロフ) - 続き見たいです！この作品大好きです！頑張ってください☆ (2021年2月4日 18時) (レス) id: edb2b83ba4 (このIDを非表示/違反報告)
gun0306hokuto(プロフ) - 毎日楽しみ(^^)です主人公ちゃんと竜が幸せになって欲しいです (2020年12月13日 22時) (レス) id: 5f5a7dd17c (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそ(プロフ) - SHEROさん» ありがとうございます(T^T)そう言って頂けて嬉しいです！ (2020年11月28日 17時) (レス) id: 7e7c3a00d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃそ
| 作成日時：2020年11月21日 23時
