日曜日の夕方 Hiroomi.T ページ13
日曜日の夕方 Hiroomi.T
『1人で生きていくってつらいかな?』
「どした?急に」
私の部屋に来た、臣くん。
別にこれと言ってすることも無いから
見れずに溜まっていたドラマを再生中。
私はソファーにゴロンと。
臣くんはソファーにもたれて座ってる。
恋愛系のドラマを見るとたまーに、思う。
『付き合うってなんだろうね?』
「なんだろーね。」
『人を好きになるってどうゆうことだろうね?』
「難しいこと聞くね。」
『だってね、たまに思うの。このまま私には彼氏も旦那も出来ずに1人なのかなーって、』
『でね、毎日1人でご飯食べて、こうやって1人でテレビ見て悲しい気持ちになっても誰も助けてくれなくてさ。』
『そうやって、生きていくのかな?って』
「...俺がいるじゃん。」
『え?』
「付き合わなくても、こうやって、たまに来て。こうやって一緒にテレビ見たらいいんだよ」
「じゃあ、寂しくないんじゃない?」
こっちを見ずにテレビから目を離さずに言う臣くん。
『さみしいじゃん、たまに、なんて』
「じゃあ、付き合ってみる?」
そう、呟くとこちらを振り向いた。
『付き合うの?』
「いいんじゃない?」
「こうやって、2人で見たら寂しくないよ。」
寝転んだままの私を抱きしめる臣くんの腕は、胸は、暖かくて
『付き合うのも悪くないかな。』
「そうだよ。だって、俺はAが好きだもん。」
抱き締められたまま、臣くんがそう言うから。
そうしてみようと思った、日曜日の夕方。
END
Dream Takanori.I→←zzz Kenjiro.Y
314人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Riiyu(プロフ) - バリノーンさん» バリノーン様 こちらにもコメント有難うございます!!!大ファンとのお言葉、嬉し過ぎます!! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 268618489a (このIDを非表示/違反報告)
バリノーン(プロフ) - gift me?の大ファンなんですが、セレナーデのファンに今、なりました(笑) 応援してます! (2016年1月30日 23時) (レス) id: 36f8194757 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Riiyu | 作成日時:2016年1月30日 8時