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作者です。生きております。
更新おくれてすみませんでした______!!
***
野薔薇の釘で
恵の黒刀で
私の雷蒼で、
悠仁以外の3人で、無数に湧いてくる呪いを祓っていく。
時折悠仁の様子を見ているが問題無さそうだ。
「チッ、何体いんだ」
「モグラ叩きの要領でいいのよね」
「ああ、そのまま祓い続けてくれ。
一体残らず叩くぞ」
『きっと反撃はない。
限定的とはいえ、術式範囲が広い分本体に攻撃能力がないんだと思う』
「あくまで多分だけどな」
この調子ならすぐに祓えそうだ。
悠仁に合流しようかと思った時、何かが掴まれる音がして恵と同時に振り返る。
そこには、生得領域外から出る腕に掴まれて引っ張られる野薔薇がいた。
「『釘崎!/野薔薇!』」
術式で野薔薇を引っ張ろうとするも、掴んでいる腕の力が強すぎて断念した。
このまま無理に引っ張れば彼女に痛みが伴ってしまう。
「(Aの術式でも無理か)
問題ない!アンタらはモグラを叩け」
その言葉を残して完全に消えてしまった。
「クッソ!アイツよく吸い込まれるな!」
『それにしても何今の…!?』
「モグラとさっきの…どちらでもない!?」
思わず顔を見合わせていると、悠仁が相手をしていた呪霊が野薔薇が引っ張られた穴を出ていった。
「あ!?逃げた!そのまま放っといていいのか!?」
「そのまま追え!!釘崎もソイツも結界の外に出たんだ!
予想以上にめんどくさいのとバッティングしてるかもしれねぇ!」
『逆にこっちはずっと楽、2人いればすぐに終わるから!』
「『釘崎/野薔薇優先!!追え/追って!!』」
「…やばくなったら、お前らも出てこいよ」
『うん、お願いね』
大きく頷いて出ていく悠仁を見届けて、再度モグラたちに向き合う。
悠長に祓っている暇はない。
ポーチにある弾丸を全て手に取り、術式を発動した。
『5分…いや、1分で片付ける』
「行くぞ!」
一度に分散させて消していく。
最後の一体は玉犬渾が潰し、宣言通り一分でカタをつけた。
「全部祓えたか」
『津美紀ちゃんの方はこれで一安心…ん?』
ポタ…
安堵の息をついた瞬間、上から何かが滴る音が聞こえて目を見開く。
視線を向ければ、大きな塊が天井に2つぶら下がっていた。
『生き残り…?』
「あれが本体じゃなかっ……」
繭が開くように、何かが地面に降り立つ。
…まさか、こんな展開は予想外だ。
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みゆう(プロフ) - これで完結ですか?😭すごく面白い作品だったのに… (4月23日 0時) (レス) id: 3379df1390 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - わぁぁぁぁぁぁ。すごいすごい!!最高です!続きが気になります! (2022年8月19日 16時) (レス) @page12 id: 7981b3d9d1 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - aonaさん» 大変お待たせしました!!また更新頑張っていきますね〜!! (2022年1月14日 13時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - あまぬんさん» 返信遅れてすみません!!嬉しい感想ありがとうございます🥺また更新していきますー! (2022年1月14日 13時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
aona - めちゃくちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!続き楽しみにしてます! (2022年1月4日 22時) (レス) @page7 id: 89b7031c6f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れおすけ | 作成日時:2021年11月26日 22時