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夜蛾学長から団体戦の説明を受けた私たちは、団体戦開始までの時間作戦会議ということで各校それぞれに割り振られた家屋へ集まった。
「あの〜、これは見方によってはハードなイジメなのでは……」
「ウルセェ、しばらくそうしてろ」
今私たちの前には、野薔薇から遺影の額縁を持たされて顔を嵌めている悠仁がいる。
先程みんなの前で号泣し、勢い余って抱きついてしまった私は、恥ずかしさで恵の後ろから顔を出さないでいた。
もちろん、2年生たちには慰め半分からかい半分で構われたのは言うまでもない。
「まあまあ、事情は聞いたろ？許してやれよ」
「パンダが喋った！？」
「しゃけしゃけ」
「なんて？」
先輩たちと初絡みの悠仁は戸惑っているけど、まあ当然といえば当然だ。
恵が狗巻先輩のことを術式のことを交えて説明すれば、パンダ先輩も一緒に事細かく聞いていく。
「ひとの術式をぺらぺらと……」
『まぁ棘先輩のはそんな次元じゃないからね』
「ああ、特に問題ねぇ。
んなことより悠仁、屠坐魔返せよ。悟に借りたろ？」
ああ、そういえば少年院で………あれ？先生もらったって言わなかった？
真希さんは貸したって言ってるけども？？
チラッと悠仁を見てみると、案の定顔を青くして小さく悲鳴を上げていた。
「…五条先生ガ…持ッテルヨ……」
「ったく、あの馬鹿目隠し」
『悠仁…』
「…！！！」((ブンブン
何も言うなとばかりに首を横に振る様子を見て、壊したか無くしたかのどちらかだと察した。
うん、このまま怒りの矛先が先生に行った方がいいでしょ。
「それよりメンバーが増えちまった、作戦変更か？
時間ねぇぞ」
「そりゃ悠仁次第だろ。何ができるんだ？」
「殴る、蹴る」
「そういうの間に合ってんだよなぁ…」
「ソイツが死んでる間、何してたかは知りませんけど
東京校・京都校全員呪力なしで闘りあったら、虎杖が勝ちます」
きっぱりと言い放たれた言葉は、悠仁の実力を知らない先輩たちに感嘆の声を漏らさせた。
悠仁が勝つ。間違いない、それは私も同感だ。
『私も恵と同じくです。
五条先生から訓練受けたみたいだし、呪力扱えるようになったんでしょ？』
「おう！
映画たくさん貸してくれてありがとな、A」
私が悠仁と呼ぶ先程から、なにも言わずに名前で呼んでくれる悠仁に嬉しくなる。
笑い合う私たちに、真希さんが期待するような笑みを浮かべていた。
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れおすけ(プロフ) - ちーさん» ありがとうございます！！！笑 また更新頑張ります！！ (2021年11月10日 0時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 好きです！笑 (2021年11月9日 12時) (レス) @page38 id: ca5a92bd63 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます！オチは自分の中でも未定ですので、今後も応援してくれるとうれしいです！ (2021年4月19日 14時) (レス) id: 424d22639a (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - れおすけさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年4月19日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2021年4月14日 23時
