船長たち ページ20
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レイリーはどうやってかはわからないが、ケイミーの首輪を素手で外してくれた
皆が動揺しているなか、彼はAの顔を見てとても親しげに笑いかけてくる
「可愛らしいお嬢さん、君がAかね」
『…はい
まさかこんな所で会えるなんて思ってませんでした』
「はっはっはっ！私もだ、会えて嬉しいよ！
君と…ルフィくん、君らに話があるんだが、まずはここを出ねばならないな」
笑い返すAの肩に一度手を置き、レイリーは会場の出口に向かって歩き出した
彼の視線の先には、戦闘を見物していた2組の海賊たち
ユースタス・キャプテンキッドが"冥王 シルバーズ・レイリー"と口にしたことから、彼らはレイリーの正体に気づいたことがわかる
『ルフィ、外はもう完全に海賊に包囲されてるよ』
見物色で感知した気配は軽く千を超えている
その時、タイミングを見計らったかのように海軍の警告が聞こえてきた
「俺たちは巻き込まれるどころか、完全に共犯者扱いだな」
「麦わらのルフィの噂通りのイカれ具合を見れたんだ、文句はねぇが…今大将とやりあうのは御免だ」
ローとキッドの言葉にレイリーも先程の力は使わないと断言する
確かに覇王色の覇気を使って仕舞えば、すぐに海軍に追われる身になるのは違いない
「年寄りの世話になるつもりはねェよ
長引くほど兵が増える、先に行かせてもらうぜ
もののついでだ、お前ら助けてやるよ！表の掃除はしといてやるから安心しな」
そう言い1人出口に向かうキッド
彼の言葉にルフィとローの2人は不愉快さを全面に出して、反論しながら彼の後を追って会場を出た
『あ…』
結局、トラファルガー・ローとは話せなかった
状況的に仕方ないとはいえ、事実を確かめたかったAは肩を落とす
「ほんっとにもー、単純なんだから！」
「俺たちもぐずぐずしてる暇はねぇ、早く脱出しようぜ！」
フランキーがケイミーとパッパグを、レイリーさんがハチを背負う
これでいつでも脱出可能だ
「続くぞ、一気に突破する」
『ええ』
「ではお前たち、逸れた場合13番GRで落ち合うということで」
「ああ 13番だな、わかった」
「絶対にわからないだろお前」
ゾロの言葉にウソップが突っ込みを入れるのを見ながら、外の気配に警戒する
流石船長たちと言うべきか、敵が増えていくはずがどんどん少なくなっていった
覇気の強さから言っても大将はまだ近くにもいないはず
腰の銃に手をかけ、船長の元へ向かうのだった
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れおすけ(プロフ) - クロノトさん» 私も知る前にこの作品を作り始めました、笑 全くの別物だと思ってくだされば🙇🏻♀️ (2022年11月2日 10時) (
レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 七巳流さん» はい、文ストから能力拝借しております笑 (2022年11月2日 10時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
クロノト(プロフ) - あれ重力使い……？原作にもいなかったけ… (2022年10月2日 19時) (レス) @page1 id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - びびびっくりした。文ストかと、、 (2022年9月13日 18時) (レス) @page1 id: d0f6226b61 (このIDを非表示/違反報告)
れおすけ(プロフ) - 星猫さん» コメントありがとうございます！誘ってもらって申し訳ないんですが、私かなりのマイペース人間で更新まちまちなので迷惑かけてしまうかと……。申し訳ないですm(__)m (2021年10月7日 14時) (レス) id: 62ab6277f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れおすけ | 作成日時：2019年11月19日 3時
