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アンチ ページ24

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《リクエストありがとうございます!》









@___ あの人のどこが可愛いの?眼科行った方がいんじゃね?w



いや私可愛くないし。ちゃんと自覚してるし。



@___ 色目使ってチヤホヤされてもほっくんは堕ちないしw



逆に私が堕とされてる側なんだけど。




@___ ランペは男だけで十分


@___ アイツのメンプロとか売ったら高く買ってくれるだけw


@___ 音楽番組で喋らなすぎて存在感皆無なんだけど

@___ いやそもそも存在感ないからw







@___ ランペに必要ないってわかってないの?w







「っ、!」

「まーた読んでる」



ピュッと後ろからスマホを取られたと思えば、ちょっと怒った顔した壱馬がいた。



「もー、何回も呼んだのにAさん気づけへんし」

「……返して」

「あかん。また絶対見るやろ」

「見ない」

「この前もそれ言うた」



信用ならん、と隣に座って私のスマホを操作する壱馬。

すぐに返ってきたと思えば、画面上から消えている青い鳥のアイコン。



「絶対見たらあかんからな」

「公式どーすんの、」

「俺のスマホでも北人のスマホでも使ぉたらええやん」



ぽんぽんと優しく頭を撫でてくれる壱馬。

いつもならこれで私の心は落ち着くけど、今の私には逆効果だった。



みんなに必要とされて

不動のセンターなんて言われてて

でも努力したからだとか言われてて

アンチも少なくて

みんなに好かれてる壱馬に言われたって。


そんなの説得力ないに決まってる。



私だって。

必要として欲しくて、なるべく頼まれたことは断らなかったし

センターじゃなくても全力で踊ってたし

努力してないわけじゃないし

アンチにも耐えようと必死でやってきた。


私だって、


私だって、……。



「……じゃん、」

「ん?」

「壱馬には関係ないじゃんっ、!」



壱馬の優しい手を振り払って、リビングのドアを力いっぱい閉めた。









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題名がド直球過ぎて笑えちゃう。()

全く思い浮かばないんですごめんなさい。


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アンチ→←静かな吉野



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作者名:L | 作成日時:2020年4月19日 18時

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