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｢明日の夜は外食してくるから、夕飯は用意しなくていい｣
ｰｰｰｰｰｰｰ最近夫は外食が多い。部下と親交を深めているのか、友人と飲みにでも行っているのか、それとも…
(どうにかこの平行線の関係を変えられないと……でも私から誘っても苦笑されて断られるのが関の山だ)
彼との新婚生活も一ヶ月半が過ぎて、ここ数日では浮気疑惑が浮上しつつある。
愛くるしいその顔で甘く微笑み｢今夜は人肌が恋しい気分なんです｣とでもほざけば、女の1人や２人くらい余裕でテイクアウト出来るはずだ。
顔の良さは認めざるを得ない。
わざわざ他の女を口説かなくとも、家にはお前を待つ可愛い嫁がいるというのに。どこまで私をイラつかせるのだろうか。
｢………なぁ｣
｢は、｣
額に青筋が浮き上がりかけたその時。｢聞いてたか？｣と降谷が怪訝にこっちを振り返ったので慌てて顔を上げた。返事もせず黙り込んでいたようだ。
｢あの、ごめんなさい。疲れてて｣
｢………｣
何となく腑に落ちないような表情でじっと視線を向けてくる。疲れていたのは紛れもない事実だ。原因が自分自身だとはまさか思ってもみないだろう。
｢……、君は｣
降谷がふと何かを言いかけたところで、タイミング悪く彼のスマホが鳴った。通知音から察するに仕事の電話だろう。
彼は躊躇せずそれを取り｢どうした｣と口にしてリビングを後にした。…緊急の呼び出しかもしれない。
(…君は………？)
嘘が下手だなとでもほざくつもりだったのか降谷零。
寝そべった大根に刃を立て、ザクッッと葉の部分を切り落とす。そして暫く包丁の柄を握りながらぼうっとしていた。
多分今の顔を降谷に見られたら離婚される気がする。
何しろ世界で最も嫌いな男と一ヶ月以上も一緒にいるのだ。しかも彼の私に対する態度はいつまで経っても音沙汰無し。さすがに細胞たちが悲鳴を上げている。
｢……これ以上耐えられない｣
包丁片手に私はある決断をした。目標はただ一つ。奴を、降谷零を倒すためである。
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HALO - お互い実力は認めあってますし大丈夫ですよ！！同じ似た境遇ですからきっと共有すれば乗り越えられる素敵な夫婦になれますよ♪♪ (2019年3月21日 0時) (
レス) id: d6476dbe7d (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - HALOさん» そうですよね…！よいお友達になれそうです！きっと乗り越えられたら強い夫婦になれそうですね(´∇｀) (2019年3月20日 23時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
HALO - 降谷さんもきっと誤解を知ったら赤井さんといい関係築けそうですよね！！だから夢主ちゃんも乗り越えて降谷さんと幸せになって欲しいなぁと思います！ (2019年3月20日 23時) (レス) id: d6476dbe7d (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - HALOさん» ごちゃごちゃしてまいりました…wそうなんです！降谷さんが赤井さんをはちゃめちゃに憎んでいるのと似ているような感じにしたかったんです(語彙力)憎すぎて毎日降谷さんのことばっかり考えてたらいいなあとか思っております (2019年3月19日 17時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
HALO - 複雑になってますねw降谷さんもライが自殺を止められなかった事に対して殺したいほど憎んでいるのと同じな気もしますね!!夢主ちゃんが好きになってるなぁって思うし紙一重なのでしょうか？ (2019年3月18日 23時) (レス) id: d6476dbe7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てな
| 作成日時：2019年3月1日 0時
