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…
furuya side
「…っ、……何故、あの男が…」
宮野志保ことシェリーを連れ戻すべく
彼女の前に赴いたものの、肝心の彼女が
貨物車に乗り込んだ直後。
ベルモットが仕込んでいた爆弾による爆破で
行方を眩ませてしまった。
……まあ、そんな事はどうだっていい。
気がかりだったのは
直前に手榴弾を投げ込んだ例の男。
(……赤井、……秀一)
顔に火傷の痕も無い、ましてやあの場で
赤井の変装が出来る人物はいなかった。
アレが本物だとしたら、やはり。
「……ん？、」
「あ、」
ベルモットに再確認のための資料を頼もう。
そう意気込み、一般の乗客に紛れ込んだところで
ばったり、Aと出くわした。
彼女の瞳に俺が映ったその瞬間。
Aの口元が一瞬引き攣るのが見えて、
思わず苦笑してしまうのと同時に
肩の力が抜けたように安堵出来た。
「……っ、…！」
「…？、…な、なに？」
この擦れ切った神経を使い続けている中で、
コチラを見ては不機嫌そうな目で見上げてくる
Aがどうしようもなく愛おしかった。
A、と笑って名前を呼んでみるつもりだった。
………が、
(…べ、ベルモット……、！！)
彼女の背後、というには遠い距離だが
Aと向き合っている俺からは
薄気味悪い笑みを浮かべたベルモットが
確かに彼女の後ろで佇んでいる。
それも俺の目をしっかりと捉えながら。
Aは洞察力にも長けているし、
警察としての能力も非常に高い。
それをどうやって知ったのかは
学生時代俺が暇さえあれば
彼女を観察していたからであって
決してストーカーしていたからとかではない。
決してだ。多分。
普段他人に一線を引いている彼女なら、そう。
普段の彼女ならベルモットに
気付けていたのだろう、が。
なにしろ今の彼女の前には、
彼女が生命体の中でも
トップクラスに毛嫌いしている俺がいるのだ。
イコール俺に意識が行き過ぎて
後ろの魔女に気付けていないということ。
なんて罪深い天使なのだろうか。
いや今はそんな嬉しがってる場合じゃない。
(…まずい。ここで"降谷"なんて言われれば……)
というかここで関わってしまった以上、
ベルモットに「あのPrettyKittyは
貴方のガールフレンドかしら？」とでも
言われるのは目に見えている。
はいそうですよ勿論と言いたいのは山々だが、
"安室透"の警察の知り合いとしてならまだしも
幼馴染なんて知られればパーだ。
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てな(プロフ) - amroさん» ありがとうございます…頑張って治したいです(；ω；) (2018年7月27日 8時) (
レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます…(´；ω；｀)早く治したいです… (2018年7月27日 8時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - てな様 お風邪大丈夫ですか！？ 無理せずゆっくり治して下され。お大事に。 (2018年7月27日 0時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 大丈夫ですか？！風邪お大事に(´･_･`) (2018年7月26日 22時) (レス) id: ba18e17bc2 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - amroさん» はじめまして！コメントありがとうございます〜！一生懸命考えて照橋風のヒロインちゃんが出来上がりました…降谷さんがんばれ！！って感じにしたかったのでこの関係性自分も気に入ってます(*´∀｀)応援大感謝です…！ (2018年7月25日 13時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てな
| 作成日時：2018年7月21日 18時
