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「三上Aです。これからよろしくお願いします」




高校を卒業した俺達は無事
警察学校に入学することが出来た。

勿論現在教室で自己紹介をしているこの女も。


ぴしりと硬い空気の中を
柔らかな天使の笑顔でぶち壊した彼女に
男子達が「おぉ…」と声を上げる。

残念だったな見てみろ
コイツの目には1人の男しか映ってない。




(……可愛い)




ヒロを混じえて3人で遊びに行った時も
Aは何度もモデルやらアイドルやらの
スカウトを受けていた。

それもそのはずで、彼女は自他共に
認めざるを得ない程の美少女なのだ。

まぁ見た目だけなら
俺も惚れたりしなかっただろう。


けれど彼女のヒロに寄せる想いを感じた時。
直感的に「好きだ」と認めてしまった。





「……降谷零です。よろしくお願いします」




ちらほらとコチラを
熱烈な視線で見てくる女子生徒が見えたが、

生憎こっちも一人の女の子しか見えてないのだ。




......................................................




警察学校の入校式を終えて、
着々と時が過ぎていく。

「Aちゃん?だよね。俺は…」的な
ナンパをしてきた事がきっかけで
荻原研二という男と、その親友である松田陣平
とも交友を深めていった。

「降谷お前やるな!!」と
首席である俺に続いて成績2位の伊達航という
ガタイのいい男も次第につるむようになった。


荻原や伊達のような明るい奴と関わろうが
松田のようなイケメンと関わろうが

相変わらずAはヒロだけが好きで
相変わらず俺はとてつもなく嫌われていた。





体育祭やら柔道大会やらのイベントでは
小中高と同じくAは基本ヒロの応援しかしない。

俺はヒロの活躍を遠目で見ながら
次の種目の準備をしていた。


と、その時だった。





「…なぁ降谷?ちょっと聞きたいんだけどさ…」





やけにニヤついた荻原松田ペアに捕まり
「なんだよ、」と言おうとした俺の肩に
腕を回して荻原が言った。





「お前、Aちゃんが好きなんだろ?」




「………は?」






油断した。完全に。




その言葉にうっかり裏返った声が
出てしまったのが運の尽きだった。

「図星か〜!!」と荻原が笑う。
松田は先程からずっと口角を上げたまま。


上手く隠してきたつもりではあったが、
二人にはお見通しだったようだ。

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てな(プロフ) - amroさん» ありがとうございます…頑張って治したいです(;ω;) (2018年7月27日 8時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - ゆずさん» ありがとうございます…(´;ω;`)早く治したいです… (2018年7月27日 8時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - てな様 お風邪大丈夫ですか!? 無理せずゆっくり治して下され。お大事に。 (2018年7月27日 0時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 大丈夫ですか?!風邪お大事に(´・_・`) (2018年7月26日 22時) (レス) id: ba18e17bc2 (このIDを非表示/違反報告)
てな(プロフ) - amroさん» はじめまして!コメントありがとうございます〜!一生懸命考えて照橋風のヒロインちゃんが出来上がりました…降谷さんがんばれ!!って感じにしたかったのでこの関係性自分も気に入ってます(*´∀`)応援大感謝です…! (2018年7月25日 13時) (レス) id: 46f0755694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てな | 作成日時:2018年7月21日 18時

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