【短編】ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

婚活しませんか １ ページ19

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『え、嫌です』



「お願いよ〜！」



間宮先輩からまた服を渡された
何かと聞けば週末婚活パーティーがあるという



『自分で行ってください』



「本当は私が行きたかったのよ！でも！でも！ミルクちゃんの手術があるのよ！！！」



ミルクちゃんとは愛犬のチワワだ





『じゃあキャンセルすれば良いじゃないですか』



「だって公務員だけの婚活パーティーよ！あなたにぴったりじゃない！それにもうお金も払っちゃったのよ！」



無駄にしたくないのよ！と知らんがな




『じゃあ来月休み２日変わってくださいね』



「考えとくわ」



絶対変わってはくれないだろう
まぁ行くだけだしすぐ帰ろう
そう決めていたのに





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「雨宮さんはお仕事何されてるんですか？」


「雨宮さん連絡先交換いいですか？」


「名前で呼んでもいいですか？」



質問攻めである
婚活パーティー恐るべし




『婦警ですよ』


「へー！警察官なんですか！凄い！制服とか見てみたいです！」


「あ、そういえば男性の警察官が何人か向こうにいましたけど、知り合いですか？」



そう言われたので言われた方を見た





そこには見知った顔がチラホラ
やはり消防士に続いて警察官も人気なんだなと思うくらい女性が沢山いた



『あ』


ある人を見つけ私は近づいた






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