ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

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『異動ですか？』


捜査一課に配属され３年が経ったある日警部に呼び出され異動命令が渡された


『いつですか？』


「なるべく早くだそうだ」


『でも私まだ調査中の事件もありますし』


「雨宮くん。これはワシにも分からんのだが、君への推薦があったみたいだ。」


『推薦…』


異動先の部署にはいずれは行きたいと思っていたが、まさかこんなに早く行くことになるとは。



「お前異動らしいな」


『伊達…』


「みんな泣いてたぞ」


『一課には佐藤がいるから平気でしょ』


後から聞いた話佐藤が一番泣いていたらしい。一緒に行動する事も多かったからな


「でも良かったな行けて」


『推薦があったんだって』


「推薦？」


『そうそう。雨宮は医師免許を持っているって。知ってるのはあいつらだけなんだけどどこから漏れたんだろうね』


「…」


『伊達？』


「ん？ああ！まぁ向こうに行ったからって一課と関わりが無くなる訳じゃねぇからな！」


じゃあ達者でやれよーと伊達は歩いて行った


「あっちに行けば危険な捜査から第一線を外れるってか…過保護なこったい」


そう呟いたのを私は知らなかった









『失礼します。本日づけで配属されました。雨宮Aです。』



「あぁよく来てくれたね。所長の田所です」


白い頭に白い白衣。今日から私のリーダー


「間宮くーん」


「はぁ〜い」


奥から現れた大柄の男。男？


『捜査一課よりこちらに配属されました雨宮です』


「あらぁ〜！写真より断然可愛い子」


間宮さん。もといゴリラ先輩との衝撃的な出会いであった


雨宮A本日より科学捜査研究所勤務になります

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