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書斎にて(陸) ページ7

「フゥーッ……さてとッどの本を読もうかなァ」





報告終了後____Aは書斎に戻り私物の本棚を漁って次に読む本を悩んでいた。





彼女が所有する本は詩集、小説が主体(メイン)であるが
その他にも図鑑、資料集、新聞記事等多様な数の本や資料がある。




__________コンコンッ____ガチャッ




「失礼するよ、Aさん」




その為こうして調べ物をしに来る者が訪れる事も少なくはない。




「あ、太宰君じゃないかァ…またタヒに方を調べに来たのかいィ?
そういった類の本は書斎(此処)には無いって何時も云っているだろう?

いい加減諦めたらいいのにィ」




「Aさんが僕と心 中してくれたら、此処に来る手間も省けるのだけどねー」




「そんな事云われてもなァ…私まだタヒにたくはないからねェ

他を中っておくれよ」




シッシッと長椅子(ソファー)に座っていた太宰 治を退かして今度はAが長椅子に座り懐から一冊____





【鬼滅の刃】と描かれた黒い表紙の本を取り出した。






「ん?____Aさん、そんな真っ黒い本なんて持っていたっけ?」




「嗚呼コレ?

今日の残党退治の任務で残った遺留品を頂戴したんだァ

他人の本を持ち出すのは拙いかなと思ったのだけど…持ち主はこの世にはもう存在しないからねェ

さぁ、早く自室に戻って報告書を書き上げ給え太宰君…私は此本を読みたくて仕方が無いからねェ」




「はぁ……Aさんの本への執着心が私は時々恐ろしいよ…」




諦めたかのように太宰は出て行き
書斎に残ったのはA一人となった。




___________ペラペラッ





二、三頁捲り本を読み進めていき




____第二章と書かれた頁を捲った瞬間





「?!____しまっ……」





異能力発動時、特有の文字の羅列がAの周りを囲







本がAを吸い込んだ________

????にて(漆)→←執務室にて(伍)



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(^p^)(プロフ) - よるさん» ありがとうございます、そしてなんか…ごめんなさい。。学校頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
よる - やばい、明日学校…でも、面白かったし後悔はしてないわ (2019年11月6日 2時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - カゲプロ好きさん» ありがとうございます…今すぐ直します! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
カゲプロ好き(プロフ) - 善一じゃなくて善逸ですよ! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 22dac86907 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - アキ猫さん» 訂正完了しました、ありがとうございますm(_ _)m (2019年9月12日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^p^) | 作成日時:2019年6月20日 18時

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