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現れたその人は息子の存命を彼女に願う…にて(参拾肆) ページ37

その日の夜________Aは煉獄から伝えられた部屋で夕餉を済ませた後、夜風に当たり乍寛いでいた。




マフィアの拠点であるビルディングは高層の為、こんな風に夜風に当たる…なんて事は自宅、基社宅に帰らなければ出来ない。






ほぼ真上に昇った綺麗な月を見て、そろそろ明日に備えて寝ようとAは敷かれていた布団に入り目を閉じた。





「(いつ死 んでもおかしくない…かァ)」







_









_









____「________ん?ん?此処どこォ?」





時間感覚の無い空間で意識が覚醒したAは周辺一帯を見回した。




黒___黒___黒___辺り一面真っ黒である。






何とも不可思議な空間に何故自分が居るのか…謎は残るがソレを聞いた所で誰かが答えてくれる訳もないと自己解決し、フワフワとただ漂おうと何処までも続く黒を眺める事にした。







「うわァ…どこまで行っても真っ黒くろすけェ…終わりも、初めも見えやしない」




「飽きたァーーー」と独言を呟いていると或る事に気付く。





「アレッ?何か光ってる」





遠くに小さく清らかな光を見つけたAの足は、自然と光の方へ向かっていた。





「____誰か…お願い…杏寿郎を助けてあげて…」





近づけば近づく程その光は、Aに訴えかけるように助けを求めている。





「…大丈夫ですよォ__貴方のお願い…絶対叶えてあげますからァ」




それへ手を伸ばし、声の主を安心させる様にとAは優しく光を包み込んだ。






__見鬼の才…一種の霊視能力が開花しつつあるAは、その光を胸に抱きしめた瞬間_____






綺麗な女性が笑っている姿を見た。

その気持ちは蜘蛛の巣の様に複雑…にて(参拾伍)→←''弟''千寿郎の気苦労は絶えない…にて(参拾参)



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(^p^)(プロフ) - よるさん» ありがとうございます、そしてなんか…ごめんなさい。。学校頑張ってください(*- -)(*_ _)ペコリ (2019年11月6日 16時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
よる - やばい、明日学校…でも、面白かったし後悔はしてないわ (2019年11月6日 2時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - カゲプロ好きさん» ありがとうございます…今すぐ直します! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)
カゲプロ好き(プロフ) - 善一じゃなくて善逸ですよ! (2019年10月26日 8時) (レス) id: 22dac86907 (このIDを非表示/違反報告)
(^p^)(プロフ) - アキ猫さん» 訂正完了しました、ありがとうございますm(_ _)m (2019年9月12日 8時) (レス) id: 5cf0ac0d4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:(^p^) | 作成日時:2019年6月20日 18時

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