連鎖 ページ36
プルルップルルッ『…ハイ、禪院です。硝子？』
家《A、落ち着いて聞いてくれ。………灰原が》
『……………………え？』
『傑……七海』
七「……すみません」
『謝ることじゃない。…当てる任務を間違えた上の責任だよ。今日はもう休んで、ね？部屋に戻りな』
七「……ハイ」
バタンッ
『灰原…ねぇ、灰原。はやすぎるよ。私…もっと、君とお話したかったんだよ』
夏「…A。術師を待つのが、仲間の屍の山だとしたら…どうする？」
『……え？』
夏「私は悟や硝子や君がその屍の中に入るのを易々と見送れる自信はない」
『…そうね、そうかも。…でも、私は仲間を、家族を守りたい。だから術師になって、特級にまでなった。私は術師としての誇りもある。誰かを守って死ねるなら本望だよ』
夏「…そうか」
『………ねぇ、傑？本当に、大丈夫？？何か変だよ』
夏「大丈夫さ」
『っ…1人で、抱え込まないでってば！！』
夏「君に言ったら楽になるのか？……ならないよ。私と君じゃ考え方が全然違うからね。じゃあ、私はここで」
『………傑……』
2007年 9月
『…傑が、帰って来ない？』
補助監督「っハイ…！！中に入ってくるなと言われて、時間が経っても帰って来られなくて！！もう5日が経ったので心配で」
『分かった、私が行く』
ねぇ、傑
そんなに私は頼りなかった？
そんなに私は、君に歩み寄れてなかったの？？
補助監督「ここです！！ここが」
『っ…ぅえ……ゲホッ』
補助監督「Aさん！？」
『な、にこれ…もう、全員死んでるよ』
補助監督「…え？」
ここからでも分かる呪力
わざと、残穢を残していった？
ねぇ、傑
『…………間違い、無い。私が、傑の呪力を間違えるわけもないし…この眼は嘘をつかない』
夏油傑は、任務先の住民112名を殺害し…逃走
呪詛師として処刑対象となる
夏「やぁ、A」
『……なんで』
夏「呪術師だけの世界を作るんだ」
『…呪霊を生み出さないために？』
夏「さすがAだね」
『できないことをやろうとするの』
夏「できるだろ。君には…君と、悟がいれば」
『…』
夏「君が手伝ってくれたら楽なんだけど」
『私はこっち側だよ』
夏「…残念だ。またね、A。殺したければ殺せばいいよ。私は抵抗しないから」
『……殺せるわけ、ないじゃん…』
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きゃらめる(プロフ) - プスメラさん» そうです！ありがとうございます、頑張ります (2021年3月9日 19時) (
レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？続き頑張って下さい。 (2021年3月9日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 恋さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！！頑張ります…！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
恋 - やばい！ストーリーが好きすぎます！！これからも応援してるので更新頑張ってくださいっっ！！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: de35f0a021 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる(プロフ) - 緑の白猫さん» コメント嬉しすぎますありがとうございます！！頑張ります…！ (2021年3月2日 22時) (レス) id: 07e5b9cea6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃらめる | 作成日時：2021年3月2日 18時
