〇〇しないと出られない部屋in三井寿�� ページ21
目を覚ますと、知らない部屋にいた。
殺風景で真っ白な、見た感じ四角い部屋の中でAは起きた。あれ、さっきまで体育館で部活をしていた筈なのに記憶がない…。
Aの脳内で『閉じ込められた』という言葉がふっと浮かんでくる。誰だっていきなりこんな部屋に連れてこられたらそう思うもの無理はないだろう。
焦ったAはすぐにこの部屋から出ようと立ち上がる。
安心したことに、この部屋にドアは存在していた。
ドアノブに手をかけ、引こうとしたが
『…え？』
ドアは開かなかった。
何度も何度も開けようとガチャガチャ押したり引いたり叩いてみたり、終いには蹴ったり殴ったりしたがドアはびくともしなかった。
「それは何をしても開かねぇぞ…A」
『寿…いるなら早く言ってよね。』
どうしよう、と不安になったもののそこに見慣れた幼馴染の顔があったことにAは少し安心したような顔をした。
でも、何故ここに閉じ込められるのか理由が分からない。
『…もしや、寿が喧嘩をして人を殴ったから…安西先生のお仕置き、だったり…？？』
「おい迷探偵。俺はあの日以降一度も人に手を出してなんかいねぇよ。」
『だよねー！！知ってた！！じゃあ何！？』
その時
混乱するAと三井の耳が、ピクリと動いた。
誰かが話している
その声の主は部屋の上、ーーー見上げればそこにはスピーカーが、から２人にアナウンスをしているようだ。
「あー、マイクテストマイクテスト…そちらの湘北のお二人さん、聞こえてますかー」
「おい、お前は誰だ！！」
『寿、今湘北って…』
Aと三井はその言葉にお互い顔を見合わせた。
この人は、自分たちのことを知っている。
しかも２人にはこの声、聞き覚えがあった。
『あの、そちらにいる人は誰なんですか…！！』とAが天井に向かって顔を向けて叫んだ。
「”愛知の星“」
『「！！！」』
「愛和学院の諸星といえばわかるか？」
その名前は、三井と同じポジションのSGであり、週間バスケットボールにも載る全国区での名前の有名なプレイヤーであり、そして湘北高校がＩＨの３回戦であたり、コテンパンに負かされた相手チームのエースだった。
〇〇しないと出られない部屋in三井寿�□�←仙道彰とマネージャー��
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三國(プロフ) - ぼくらいさん» コメントありがとうございます！！楽しんで貰えてるなら幸いです✨これからも更新頑張りますね💪 (2023年1月10日 6時) (
レス) id: db3bdcc075 (このIDを非表示/違反報告)
ぼくらい - いつも楽しく読ませてもらっています❤️🔥 (2023年1月9日 20時) (レス) id: 9239ef16aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三國 | 作成日時：2022年12月31日 9時
