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「と、とりあえず落ち着かなくちゃ始まらないって…」


















今からだって、このメールを送信したっておかしくない



















けれど、彼に性悪の悪い女だと思われてしまうだろうか



















「もう関係ないか」

















今更彼にどう思われようと、故意的ではないにしろ私は黙って韓国を出てきて1人で彼と別れた気になっていたわけで



















どう足掻いたって悪い女というタグは私を付きまとうだろう



















問題はそこでは無くて



















ユンギに嫌われたくないと今でも思ってしまって送信ボタンを押せない自分に腹が立っているということ



















「今更何したって同じだって…頑張れ私…」



















落ちる所まで落ちたくせに何を期待してるんだか知らないが、手の震えは止まらず一向に送信を押すということを選択してくれない。



















「少しでも早く、終わらせなきゃ」



















ユンギの平穏や幸せのためでもあり、ある意味私の心の平穏の為でもあるのだ



















だけど、少し後悔している。いや、かなり後悔している



















彼となら、あのお母様からのキツいお言葉にももしかしたら耐えることが出来たのではないかと思ったりしてしまって

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作者名:まろん | 作成日時:2022年9月28日 23時

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