もしもの話。【短編集】

トリップしたら。【ワンピース 麦わらの一味】____自分が書いてみたいネタ的なやつです。 ページ3

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原作を知らない場合(口調迷子かも)


目が覚めると、知らない場所にいた。
私はいつも通りに、授業で出された宿題とゲームのイベントを終えた後、自分の布団で眠っていたはずなのに。

ここは知らない部屋で、私はベッドに寝ていた。
私が誘拐された線は____ないか。もしされたとしたら、手錠や目隠しできるものを付けられるだろう。
でも、拘束するものを私は何一つつけられていない。

……じゃあ、私の身には一体何が起きたんだろう。
というかここ……なんか揺れてる？

恐る恐るドアにある窓を覗いてみる。
そこには、やはり私の知らない景色が映っていた。
かたかたと、無意識に身体が震えだす。


「ここ、ほんとにどこなの…？」


現実から目を背けたくて、ベッドに潜り込む。
もしかして、夢なんじゃないか。
なら、早く覚めて。早く、早く。


そう願っていると、ノック音がした。
現実を突きつける、私にとっては絶望の音。


「あっ、目が覚めたんだな！お前、もう身体は平気か？」


現れたのは喋るトナカイだった。……喋るトナカイ？ え、待って。トナカイって喋れるっけ。そんなわけないよね。
あ、でも可愛い……。

「……え、えっと、大丈夫みたいです。その、私、どうしてここにいるんでしょうか？」

そう尋ねると、少し驚かれた。
でも、彼__多分性別はオスだと思う____はとても丁寧に教えてくれた。

「お前、いきなり空から降ってきたんだ！ルフィが受け止めなかったら、海に落ちて危ないところだったんだぞ！」

「え、空から……？」

「そうだ！あれには流石にロビンも驚いてたなー。あ、そういえば、自己紹介がまだだったな。俺は麦わらの一味のチョッパーだ。よろしくな！」

「麦わらの一味の、チョッパーくん？」

「ああ！俺たちは海賊なんだ！でも、お前に危害を加えるつもりは一切ないから、安心していいぞ！」


そう言って満面の笑みを見せられ、思わず絆されかけた。え、今チョッパーくん、海賊って言った？
海賊って、あれだよね。海賊船に乗って、人殺したり、物を奪ったりする……。

え、このチョッパーくんも、人殺したりするの？
そう考え込んでいると、勢いよくドアが開いた。


「なあチョッパー、まだ入っちゃダメなのかー？」

「ああ、もういいぞ。身体も異常ないみたいだし、元気そうだ！」

「そっか、ならよかった！」

「おいルフィ！レディがいる部屋にノックなしで入るんじゃねェ！」

「痛ェーっ！何すんだサンジ！」


みたいな。

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転生したら。【名探偵コナン コナン・蘭】____工藤新一が好きな子が毛利蘭の双子の妹(もしくは姉)に転生したら、という話。→←ヤンデレ化したら。【刀剣乱舞 へし切長谷部】____リア友リクエスト

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