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９．しょうがないから ページ16
『はい、という事ですよ』
「どういうことだよ」
「わからん」
「何言ってるんです？」
『え、分からない？んーじゃあこの話はもういいよね』
「良くないよ」
「もっと詳しく」
『え〜これ以上は私も分からないよ』
現在私は生配信をしている
久しぶりの雑談に質問を受けていると
「この前の五人実況でなんかあったんですか？」
という質問が目に入ったため返しているところだった
「分からないとは？」
「？？」
『う〜ん･･･内緒♡』
「え？」
「どうした？」
「教えて」
『なんか柄にもないことやっちゃった』
そう言って笑って画面を見た時に目に入った言葉
「TOP4だけの方が面白いんだよな」
『あ･･･』
「どうした？」
「ラムネさんがいた方が面白いよ」
「気にしないで」
みんなのコメントが流れていくのを見つめて息を整えた
『ごめんね。なんでもないよ。そういえばこの前ね･･･』
笑顔を作って話し始めた
まだあの言葉は心に残ったまま
何度も見た言葉なのに･･･
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作者名：静輝 | 作成日時：2021年7月1日 16時
