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WN「 ごめんごめん。まさかアイツが勝手に俺の部屋で寝てるとは思わなかった。」
「 あ、もう俺の部屋呼びなんですね。理科準備室は。」
WN「 そう、1番落ち着く。」
WN「 あ、そうだ。保健室のジュン先生から聞いたんだけど酷い喘息持ちなんだって？ 」
「 はい。」
WN 「 緊急連絡先は？ 」
「 誰にも連絡しなくて良いです。」
小さい時にお母さんは亡くなり、
お父さんはそれがきっかけにギャンプルに酒に荒れて育児放棄。
もう家族には頼りたくないし、他に頼れる人もいない。
WN「 なら俺の番号書いとくよ。」
「 え？ 」
WN 「 担任だし。」
今までの担任の先生は、私の家庭環境や、私がクラスの輪に入れていなくても、見て見ぬ振りをされていた。
まだ会って少しだけどウォヌ先生は他の大人とは違う、そう思えた気がした。
WN 「 携帯。貸して。」
黙って渡すと私の携帯に慣れたように自分の電話番号を入力したウォヌ先生。
WN 「 一人暮らしなんでしょ。なんかあったら頼ってくれれば良いから。俺の電話に遠慮せずにかけること。わかった？ 」
今まで自分にこんなにも気にかけてくれる大人がいなかったせいか、感動して泣きそうになるが必死に堪える。
WN 「 若い時の俺を見てるみたい。もっと大人を頼って良いんだよ。」
「 ありがとうございます。」
WN 「 俺がもし出れなかった時用に、スンチョル先生の電話番号も許可もらって入れてるから、俺が出なかった時はそっちにかけて。」
「 過保護ですね。笑 」
WN「 人の親切をなんだと思ってるんだよ。」
「 えへへ、 」
WN 「 そーやってヘラヘラして笑って何も考えずに過ごせば良いよ。」
別にヘラヘラしてるつもりないですけど！
でもやっぱりウォヌ先生とお話ししてるこの時間が、すごく居心地が良くて、ずっと続けばいいのに、なんて考えてしまった。
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かほ(プロフ) - 主様のお話大好きです！！更新楽しみに待っております！ (1月20日 23時) (
レス) @page40 id: 6a44dd08ac (このIDを非表示/違反報告)
bjbk956fw8(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (12月25日 16時) (レス) id: ef1818b905 (このIDを非表示/違反報告)
Misaki9130(プロフ) - 面白いです！私の好きなストーリーです！更新楽しみにしてます！ (2023年3月29日 2時) (レス) id: 00510c0b1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みん? | 作成日時：2023年3月15日 16時
