【文スト】ただの社員ですよ

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おはようございますAです。

朝です。気分転換に外の空気を吸おうと思い、窓を開けました。 太陽さんがこんにちはしてました。

やっと労働も終わり空気を吸うため窓を開けると眩しい朝日。目が、死ぬかと思いましたね。

さてと、ちょっと仮眠をとったおかげで頭が冴えてきました。

昨日というかもう今日ですけど。俺が意識が切れる寸前なんか口走りましたよね。

「どうせいです」って。

それについてツッコミ、もとい訂正させてください。
頭回ってなかったんですよ。

管轄になったっていう話は既にしてましたのでその体で話します。

管轄になった後俺の仕事場所、部屋みたいなものはどうするんだってなったんですよ。
正直俺はどこでも良かったんですよね。屋根裏で過ごしてたこともあったので。
そしたら中原さんがじゃあ俺のとこ来いよ的なことを言ってくれたので住み着いたって感じなんですよね。

それを俺はなーんで「どうせい」とか言ったんですかねぇ。
別に恋人同士とかじゃないのに。ルームシェアとかで良かったんですけどねー馬鹿ですよねー。
頭回ってなかったってことにしときましょう。
あ、このこと中原さんには言わないでくださいね。

死にたくないので。

それにしても先程から聞こえてくる怒号が煩くて仕方がないですね。痴話喧嘩ですかね。殺そうかな。

おっと、いけない、いけない。

自らの意思で殺しをするなんてそれこそ独裁者と同じです。
きっと徹夜明けだからですね。そうじゃなくても俺が言うのでそうです。

ところで皆さんは俺が今何をしているか気になりません？気にならなくても気になってもらいます。

今回はほんとにただの雑用です。
殺した組が大事な資料とかその他諸々持ってないか今死体を漁ってる最中です。

あ、これはなかなか…

見つけたのは大切に封筒された手紙です。スーツの内ポケットから見つけました。

殺されても尚差し出さなかったってことは重要なんじゃないんでしょうか。絶対暇してない中原さんに届けましょう。

あ、ちょっと待ってください。右斜め方面から逃げなくては行けない気配を感じます。

俺のサイドエフェクトがそう言っている！
なんかそう言うキャラクターいましたよね。まぁ俺にはサイドエフェクトなんてないんですけど。

とにかくずらかります。

あばよ！とっつぁああん！！





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「逃げられてしまったねぇ、乱歩さん逃げられました」

彼が逃げた先を見続ける目があった。

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