検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:46,698 hit

情報提供29回目(椿) ページ31

えーと、見られちゃ不味い書類は…っと、あ、そうだ、この間帰ってきた時に焼却処分したんだったね。なら大丈夫か。
不味い物は燃やすか沈めるか、粉砕するかの3択だよね。裁断機なんて僕、信用してないから。あんなの直ぐに再生できちゃう!

ローワン、ドスくん居るけど出てきてくれる?

脳内で呼び掛けると、僕の助手のローワンがぽんっと目の前のソファに腰掛けていた。

「Aお帰りなさい。横浜はどうだった?」

「そこそこかな。変わったことはドスくんが大変身した位…だね。あ、そうそう。ローワン、悪いんだけど紅茶いれといてくれないかな」

「うん、分かったよ。序にお茶受けにクッキーとかも用意しとく」

でも、彼の人が居る時に僕を呼ばないでよ、と最後にそう言ってローワンはキッチンへ消えていった。

……そんなに苦手なの…?

「ドスくん、どーぞ!外暑かったよねー、冷房効いてるから入って」

ドスくんは例の何考えてるか分かんない顔で表札を見ていた。

「…Aくん、佐々木って、誰ですか?」

「僕の(此処での)お名前だよ」

偽名使わないとやってらんないよね。まあこの顔で佐々木って言うのはちょっと無理があるんだけど、此処横浜だしね。ハーフだって言っときゃ何とかなるんだよ。

「何となくわかりました。で、でも佐々木…」

くつくつと笑うドスくんに来客用のスリッパを出した。

ーー
はい、やっぱり短いよね!ごめん!
あっすん次お願い致します!

情報提供30回目(あっすん)→←情報提供28回目(あっすん)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (66 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:椿&あっすん x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年3月15日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。