情報提供13回目(椿) ページ15
ポートマフィアも武装探偵社も、結局の所は「お客」にしか過ぎない。だから過度な関係も好ましくないんだよね。だから貸し借りは基本無しでいく。ああ、そうだ!今回の依頼での探偵社への借りは割引きで返しておこうか。
…基本乱歩君が何でもやっちゃうから僕に出番は無いんだけどね。
あの名高い異能特務課でさえ僕の拠点を知らないし、ましてや個人情報何て知りえないだろう。だから、貴重度の高い僕の個人情報は売ったら結構な高値で取引されるらしい。
まあ、させないけどね。
太宰君には本名知られてるんだけど、まあそこは良いや。あまりに情報を流さないのも不自然だし。
…え?組合のデータベースを調べたら出てくるって?
…残念乍、出ないよ。
メルヴィルさんの時から偽名で通してたもの。あの人は嫌いじゃなかったけど、組織が嫌いだったからね…。
「ねえ、ローワン。ヨコハマはいいねぇ…」
「うん、街並みがとっても綺麗だもんね」
仕事にも困らないし、交通の便も良い。
もう日本に帰化しようかな…でも父さんが悲しむか。
「ねえ、また小籠包買ってきてよ!凄い美味しかった!!」
ローワン可愛い…良いよ、小籠包位なら何時でも買ってあげる…!
「一緒に食べに行ってもいいね。その時は大きくならなきゃだけど」
「え、僕も行ってもいいの?」
ーーー
ローワンが可愛いです。
私なら甘やかしますね、確実に。
中華街行かせたいなー何て。
さて、お次はあっすん!宜しく!
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