喧嘩ができないスケバンちゃん。４！【今日から俺は！】

番外編！ ページ42

久々の番外編です。

今回の題名は【喧嘩ができないツッパリちゃん】です。

ややこしいですが、見れば意味が分かります。

久々にちん(規制音)出てきますのでご注意を。
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朝起きて

『な』

トイレに入ると

『な、な...』

なんと

『なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！』


ちん(規制音)が付いていた。


相良「...って事は、今俺の目の前にいる女装男は、Aって訳か？」

『うん、そういう事。』


夕方、猛くんがお家に来たのでドアをいつも通り開けたら、急に殴られた。

多分私が別の男を連れ込んだと思ったんだろう。

私への愛のパンチだ、これは。

相良「...本当に悪い。痛かったよな。」

『大丈夫だから。ちょっと痛かったけど。』

猛くんは心配して、私の顔に簡易的氷嚢を当てていてくれた。

相良「...これ、いつになったら治るんだ。」

『それが分かったら苦労しないよ、嫌だよ、私男のまんまとか。』

相良「なんでだ？」

『成蘭言ったら変質者だと思われるでしょ？それでツッパリにいったらすぐ殺されるし。』

それに...

『猛くんと、付き合えなくなっちゃうから。』

私がそう言って猛くんを見ると、何故か猛くんは顔を真っ赤にしていた。

相良「...本当に、Aなんだな。」

『え、それどういう意味。』

そう言うと、猛くんは私を精一杯抱き締めてきた。

相良「俺は男でもいい。お前の事が好きだ。」

『猛くん...。』

猛くんは私を優しく撫でて、お腹を触った。

相良「なんでお前筋肉あるんだよ。」

え、嘘。

私は急いで上の服をめくってお腹を確認すると、腹筋が6つに割れていた。

『な、なんじゃこりゃぁぁあああ！！』

相良「腹筋だよ。」

『なんで女の時は筋肉なんてほぼないのに、男の時はムキムキになってるの...。』

そう言いながら自分のお腹を殴る。

自分のお腹を自分で殴ることなんてなかったけど、びっくりするくらい痛くなくて驚いた。

相良「...まぁ、どんなAでも好きだけどよ。」

『猛くん...。』

そう言って猛くんに抱き着くと、何故かそのまま倒れてしまった。

なんで、いつもは倒れないのに...。

相良「お前、今の自分の体格考えろ...。」

...そうだ、私今ムキムキマンだ。

猛くんに思いきり抱き着く事も出来ないのか。

早く女に戻りたい...。


その後、そんな生活に慣れてしまうなんて、今の私には考えられなかった。



⚠無事に女に戻りました。

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