第２７話！ ページ31
『で、でも、猛くんは確かに第一印象は良くないけど、本当は優しい人だから、ね？』
相良「...Aも、俺の第一印象良くなかったのかよ。」
『...ごめん、この際だから言っちゃうと口紅付けちゃった時殺されるかと思った。』
...あ、今のは言わなくてもよかった。
余計落ち込んじゃった...？
相良「...こっちは一目惚れだったのによ。」
『えっ』
相良「可愛い子に制服取られたなって思ったのによ。」
今みたいなのを爆弾発言という、という事を最近明美さんから教えられた。
明美さんから。
『で、でも、猛くんの事も、第一印象はあれだったけど、今好きだから。大好きだからね？』
相良「...本当か？」
『うん、だからごめんね。落ち込まないで。』
私がそう言うと、猛くんは少し間を置いてから頷いた。
なんだか最近本当に猛くんの事が可愛く感じてしまう。
病気だろうか。
熱は無いな...と自分のおでこを確認していると、猛くんがシャツの袖を引っ張ってきた。
相良「お、おい。A。あれ...」
なにかいたのだろうか。
猛くんがこんなになるなんて珍しいな...。
と思いながら猛くんが見ている先を見ると
『あぁっ！？』
可愛らしい熊のぬいぐるみが、射的のお店に置いてあった。
手でちょうど抱えられるくらいの大きさだ。
相良「ほしい。」
『ほしいね。』
そう言って、迷わず2人で射的のお店に行った。
店員さんの人、またビビってたけど気にしないようにしよう。
相良「Aやるか。」
『うん、あの子は絶対とる。』
そう言って私は、熊ちゃんに銃を向けた。
......。
なんてつぶらな目で見つめてくるんだ、この子。
こんな可愛い子打てない...！
そんな感情がふつふつと湧いてくると、猛くんが私が持ってる銃を取って熊ちゃんに向けた。
そして...
『...あっ』
いとも簡単に取ってしまった。
本当にこの人、可愛い物好きな割には、血も涙もない。
取れて嬉しいけど。
『...射的、得意なの？』
相良「ガキの頃やった以来やった事なかった。」
それにしては銃の扱いが慣れすぎてる気がするのだが。
喧嘩が強い人は銃の扱いも得意なのだろうか。
猛くんはビビってる店員さんから熊ちゃんを受け取り、私に渡してくれた。
『ありがとう！この子、猛くんのお家に居候させる？』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その時、相良猛は思った。
居候ってなんだよ、可愛いかよ。と...。
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花火2016(プロフ) - dmeenioさん» ありがとうございます！これからは夢主ちゃんもガンガン攻めていきますので、お楽しみに^^* (2018年11月24日 18時) (
レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - ゆうさん» はじめまして^^続編希望ありがとうございます！無理しないように頑張りますので、よろしくお願いします！ (2018年11月24日 18時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - てんてんママさん» ありがとうございます！相良くんのお相手変更はなくしていきたいんですけどねぇ...、どうなるかお楽しみに^^* (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
花火2016(プロフ) - yuiさん» ありがとうございます！そう言っていただけるとやる気が出ます！続編でもよろしくお願いします！ (2018年11月24日 17時) (レス) id: cdf4b9c055 (このIDを非表示/違反報告)
dmeenio(プロフ) - 続編めちゃくちゃ楽しみです!!!!受け身だけで終わらないスケバンちゃん楽しみです!!!!相良くんとお幸せに(^^) (2018年11月24日 15時) (レス) id: a60411acd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火2016
| 作成日時：2018年11月16日 22時
