【ツイステ】おいだせ、おんぼろ寮(仮)

175.放課後タスク ページ25

エース「あーあ、何だこりゃ」

ジャック「動物言語学、欠課一週間分のレポート課題だろ」

デュース「じゃあこっちの束は？」

エペル「クルーウェル先生からの刑罰(ペナルティ)だって」


ユウ「…だから行くだけ行きましょって言ったのに」


『…』


久しぶりに登校したわけだが、教室にて机を盛大に使い課題に追われている最中であります
リミットが短いため昼休憩を潰して行なっていたのだが、復帰したと聞いたのに食堂に姿を見せなかったので放課後覗きに来てくれた


『…よく燃えそうだな、この紙束』

ユウ「Aさん」

『…はぁい』

ユウ「ほら、頑張りましょう？もう半分頑張れたんですから」

『…うん』


幸い錬金術と魔法薬学はどうにかなる
ただ動物言語学に関しては解いていくごとに彼に教わった記憶が蘇って頭が痛い


エース「わざわざ綺麗に書くよなぁ、そりゃ時間かかるわ」

『あー…？…だってあの二人やり直しくらいそうだし

…なんかご褒美ないからやる気が出ない』

デュース「自業自得じゃないか、何言ってるんだお前」

『今そういう正論受け付けてないです』

一番自分がよくわかっている
ただメガネの跡で眉間が痛くなるほどには疲れているのだよ


ジャック「おいそこ、間違えてるぞ」

『…もふもふ』

ジャック「…おい、触んな」

エース「ほーら、頑張ったらケーキ食わせてやるから頑張れって」

『…エースの食べるくらいなら購買で何か買う』

エース「はあぁ？…そう言うこと言っていいのかなぁ？

トレイ先輩にオレがわざわざお願いしてやろーと思ったのに」



ｷﾞﾘｯ


『おい貴様、その発言に二言はないな…？』

エース「いや服掴むなよ、怖いわ」

デュース「そう言えばお前この前寮長に世話になったんだろ
お礼した方がいいんじゃないか？」

『…リドルさんクラス一緒じゃん』

デュース「？」

ユウ「デュース、今それ以上言わないで、やっとやる気出てきたんだから」


『…頑張る』


エース「お？」

デュース「あぁ、その域だ！」

エペル「Aチャン、フレーバーティーは好き？ルークサンに果物の入った茶葉を貰ったんだ」

『…飲みたい』

エース「ジャックの尻尾は？」

ジャック「おい」

『…後で触らせてくんなきゃサバナクローの前でギャン泣きする』

エース「だってよジャッククン」

ジャック「…おい、やるからには集中して終わらせろよ」

ユウ「今度二人でハーツラビュルお邪魔しましょっか」


『！、うんっ』

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