イケメンすぎる彼氏と同棲始めました【漆黒】

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2人向かい合わせでいただきますって手合わせて
目の前の料理達に箸を伸ばす


私より早く生姜焼きを口に運んだ廉は
うまぁーっ！！って喜びながら
今度はご飯を大口で2回口に運んでる


リスみたいに口をパンパンにして
多分うまいって言ってくれてるんだろうけど
くぐもった声でなんか言ってる


作りがいがあるんだよねぇ
今日は少々失敗したかなって日でも
廉はうまいうまいって食べてくれて
この顔を見るのが私の癒しでもある



これからは毎日毎日この顔が見れるかと思うと
こんな幸せな事ないなぁって
目の前のモゴモゴしてる廉見て
思わずふふって幸せな笑みが零れる




廉「片付けは俺がするわ」


ご飯食べ終わって片付けようとしたとき
洗い物が嫌いな廉にしては珍しくそんな事を言う



「いいよ？廉洗い物嫌いじゃん」


廉「嫌いやけど慣れていかなあかんなと思って。これからは一緒に暮らすんやしAに甘えてばっかじゃあかんやん。分担して色々できるように練習したいのよ」



優しい…優しすぎる
そんな事ちゃんと考えてくれてたんだって感動



「ちゃんと考えてくれてありがとう。じゃあ一緒に片付けしよ」




私が洗い物して廉が拭き上げと担当を決めて
シンクに2人並んで片付け


あーでもないこーでもないって
廉が色々話してくれてこういう時間でも退屈にならない


私が洗い物してる間手持ち無沙汰になったのか
私の後ろに周りにそのままくっついてきた廉


「洗い物済ませるんでしょ？そんな事してたら廉我慢できなくなるでしょ」


廉「今暇やからちょっとくっついとるだけ」


洗い物しにくいけど幸せだからいいか
背中に廉の温もりと
頭の上から感じる心地のよい廉の声



そんなもの幸せ以外のなにものでもない


あわあわになった食器達を流してた時
廉の唇が首筋に這ってきてビクンと思わず体が跳ねる

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