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家に着くと、中から勝利が吹くホルンの音が聞こえた。
やっぱり、何度聞いても勝利の音はとっても綺麗。
私はしばらく聞きほれて家に入らず庭で勝利の吹く音を聞いていた。
(なんだか心が洗われるな……笑)
勝利の吹く音が間近で聞けるなんて贅沢過ぎるな、
なんて思いながらも私は玄関のドアを開けた。
縁側に行くと勝利のホルンを吹く姿があった。
すると勝利は私に気が付いたのか、吹くのをやめた。
勝「あ、帰ってたんだ。」
「うん、相変わらず綺麗な音だなぁって聞いてた笑」
勝「フフっ笑 ありがとう。」
勝利のニカッとした笑顔に私もつられて笑顔になった。
「勝利はさ、ソロコン出たい？」
私がそう質問すると勝利は少し顔を険しくした。
「しょ、うり？」
勝「うん、出たいよ。今回はいつもより本気だから。」
勝利の本気度に私は関心した。
「ふぇ〜、きっと勝利なら出れるよ。応援する。」
勝「本当？じゃ、頑張るわ。」
と言い勝利はまたホルンを口に近づけて吹き出した。
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作者名：のの | 作成日時：2021年1月31日 14時
