殺し屋姉弟に愛情を (ページ25)

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24話 ★ ページ25

エーミールが説明をしている頃、シャオロンはシンヤと戦いながら話していた

ハルヤはと言うと、シャオロンが戦いやすいように周りにいた兵士達を倒しに行った

「なあ。お前あの子達の気持ち考えたことあるんか?」

「は?道具に気持ちなんかいらないだろう?それとも何だ。お前らはあいつらが人間だとでも言うのか?」

「確かにあの子達は人間じゃないかもしれんで?やけど、あの子達は感情を持っとる!自分達の意思で動いとる!あの子達はひとを殺すのは嫌なんやぞ!?」

「グハッ!?... フンw所詮あいつらはいくら感情を持っていたって人形なんだよ」

「だとしてもお前より人間らしいで」

「人形よりも俺の方が劣っていると言いたいのか!?
クソッどいつもこいつも俺のことを馬鹿にしやがって...お前に俺の何が分かると言うんだ!」

怒りに身を任せてシンヤはナイフを振ってきたが、それはシャオロンのシャベルによってあっさりと止められてしまった

「知らねぇよ。少なくともあの姉弟よりも豊かでいい思いして育ってきたようにしか見えへんよ。
人の自由を奪って自分勝手に動きまわったんはもう満足か?まあ、満足やなかったとしても殺すんやけどな」

「チッならばお前らも道連れだぁ!!」

「させるかよ」

シャオロンはシンヤが起爆装置を押そうとした瞬間背後に回り首を切り落とした

インカムでシンヤを殺した事を報告しているとハルヤが戻ってきた

「ハルヤ俺はイツキの暴走を止めなあかんから皆の所に行くけどお前も行くか?」

「ええ。皆さんに謝りたいですし、まだあの子達を助けてあげられてないですから」

「そかなら敵倒しながら向かおか」

2人は慎重に廊下を進んで行った。

「あの子達に愛情を与えてあげてください。私には出来なかった...」

「仲間なんやから当たり前やろ。いらんって言うくらい与えてやるよ。ってかこんな事話してる間に暴走が進んでるかもしれん。はよ行くで!」

「はい!」

2人は皆の元へ走った

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長い事更新をサボっていてすみませんでした!!!