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翔太side
家を出てしまった今日も、実は色々な事があった。
いつものように外でバイトの休憩をしていたら、元職場の同期でいわばライバル関係だった奴が俺を見つけて声を掛けてきた。
そいつは1年の間にどんどん俺との差が開いていく事に不満を感じ、自ら会社を辞めていった。
「えっ！渡辺じゃん！お前、こんなとこで何してんだよ？」
翔「…久しぶり。別に…バイトだけど？」
面倒くさいので特に隠しもせず伝えた。
すると、
「うっそだろ？マジかよ！笑」と目の前で手を叩きながら大笑いしている元同期。
そいつはあの頃よりも格段に良いスーツを着ていて、見下すように俺を嘲笑っていた。
おそらく、良いとこに再就職でもして仕事も順調なんだろう。
散々俺を馬鹿にすると、満足したのか元同期は去って行った。
気にしないようにしていたけど、馬鹿にされた事が想像以上に自分でもイライラしていたらしい。
物凄くムシャクシャして、その後のバイトはミス連発で、めちゃくちゃ怒られた。
さらに全然良さそうな仕事も見つからない。
こんなん、酒でも煽らないとやってられないじゃん。
そう思った俺は、鬱憤を晴らすように居酒屋で1人で飲んでから家に帰る事にした。
翔「遅ぇな…」
Aの帰りが遅い事が気になって、連絡して迎えに行こうとも思っているのに…
自分の意思とは反して重くなる俺の瞼。
・
・
・
…で、あの出来事が起きて、Aがとうとうブチギレて、俺も逆ギレして、家を飛び出して…
今に至るという訳だ。
はぁ…
結構な遅い時間にリュックを抱えながら彷徨う俺って本当何なの？
しばらく家には帰れないし、ちゃんとしない限りAに連絡だってできない。
つーか…
今日どうしよう。
俺はとりあえず今夜の寝床の心配をしなくてはならない。
友だちが少ない訳じゃないけど、こんな時間に頼れる奴なんて…
あいつしかいない。
日頃からよく連絡を取り合っている‘’あいつ‘’の名前を探し、リダイヤルボタンをタップする。
…すぐに電話にでた。
翔『あ、康二？…俺』
康『しょっぴー！？どないしたん、こんな時間に』
翔『あのさぁ…今って家にいる？』
康『おるよー？』
翔『悪いんだけどさぁ、、今日泊めてくんない？』
最近コンビニで再会したばかりの高校の後輩。
康二に、俺は全力で頼る事にした。
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R(プロフ) - みかさん» 嬉しいですー！ありがとうございます🥺✨ (2022年8月31日 14時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - あっという間に読んじゃいました🤣 (2022年8月30日 19時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - まりもさん» そんなそんな😳💦でも嬉しいです。読んで頂きありがとうございました🥺✨ (2022年8月27日 5時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 話がちで神すぎません！？こんなに神作が作れるだなんて...尊敬してます！🤗 (2022年8月26日 10時) (レス) @page50 id: c571029d19 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - pupupupu8887さん» そんな風に言って頂けて私も幸せです🥺ありがとうございます！またお話が書けるよう頑張ります☺️ (2022年8月24日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2022年8月12日 17時
