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最終話 ページ42

「久美にすぐツッコまれそう…笑」




渡「ふは、間違いないね、笑」




「そういうの藤田さんすぐ気付きそうだもんね」ってちょっと苦笑いしてる渡辺くん。




「けどさ、辰哉もすぐ気付きそうじゃない?笑」




渡「あ〜…だね」




「今日の事も全部聞かれそう、笑」




渡「…誰に?」




「ん?辰哉」





「まぁ久美にもさっくんにも聞かれると思うけどね」って笑ってたら、





渡「それさ、…なんか立場逆じゃね?」




「え?」






何の事か全然分からなくて、渡辺くんの言葉を必死に考えてみたんだけど…

全然見当がつかない。





「立場って…?」




渡「…俺とふっか。俺はずっと渡辺くんなのに、ふっかの事は最初から名前で呼んでんじゃん」




拗ねてる時の顔をして私を少し睨む。





「そういう…事か…」





それって…

下の名前で呼んで欲しいって事なのかな…?





渡辺くんが私の反応を待つようにじっと見つめてくる。






「…翔太?」




渡「…わぁはっはー!笑」





何かよく分からない新しい笑い方で心臓を抑えている。





「…じゃあ今日から翔太って呼ぶね」




渡「アリだね、笑」





自分で誘導したくせに、‘’アリだね‘’とか言う辺りが翔太っぽい。





もう…
こっちは緊張しながら呼んだのに。





だけど目の前の彼は見た事ないくらい満足気な顔でニコニコしてるから、そんな事も一瞬で気にならなくなる。






「…嬉しいの?」




渡「…いちいち聞くなって、笑」





結局翔太は答えてくれないまま、電車がやって来てしまった。






初デートに加え、なんて濃厚な15分間だったんだろう。




ハグに、お揃いに、名前呼び…。



もう胸がいっぱいだ。







「…翔太」




渡「…なに?」




「今日、楽しかったね」




渡「うん、めっちゃ楽しかった」




「一生忘れられない初デートだった」




渡「ふはは、大袈裟、笑」




「だけど本当にそう思ってるよ」






こんなに楽しくて、ドキドキして、幸せな時間は今まで生きてきた中で体験した事がない。





渡「…まだ終わってないから」




「え?」




渡「家に着くまでがデートなんで」




「…うん!」




渡「あとさ」




「ん?」




渡「翔太呼び、最高」




「…本当?」




「うん。もうキュンキュンが止まらないよね、笑」







そう言ってニヤッと笑う彼に手を引かれ、デートの終わりへと続く電車に2人で乗り込んだ。








Fin.

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のまんぼー(プロフ) - 初めまして。すごく素敵な作品でした!お互いが好きで切ない感じがめちゃくちゃ好きでした! (9月25日 23時) (レス) id: b15a367a8c (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん» いつも本当にありがとうございます😭みかさんのコメントめちゃくちゃ励みになってます🥺✨ (7月5日 20時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みか - お疲れ様でした✨いつも読み応えあります (7月3日 20時) (レス) id: d2e789e792 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みんみんさん» こんなデートがしてみたかったなんて、本当に嬉しいお言葉です🥺ありがとうございます🥺💕最後まで読んで下さりありがとうございました☺️✨ (7月3日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
みんみん - こんなデートがしてみたかった。もちろん渡辺くんと💙あとがきを読んで納得。すれ違いや嫌なライバル登場等が無いおかげで、読み手のこちらもノンストレスで気持ち良く読み進められました!素直に気持ちを言葉に出来る2人だったのもホント最高。 (7月3日 1時) (レス) @page43 id: d946c1f5c6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:R | 作成日時:2022年6月21日 20時

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