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照と別れ、図書室で卒論を書いている時、翔太からメッセージが届いた。
翔『もう受験は終わったけど、今日も行っていい？』
最初は何のことだろうと思った。
しかしすぐ、そもそも週3回家に翔太が来ていたのは受験勉強をする為だったと思い出す。
その目的が終わった今、家に来て良いかと改めて翔太に聞かれたのだった。
私は当たり前にこれからもその生活が続くと思っていたので、
『もちろんだよ』
と、即答で返信した。
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・
・
いつもの時間にインターホンが鳴る。
「いらっしゃい」
翔「おじゃまします」
今日は勉強道具を一切持たない代わりに、大学に提出する様々な書類を持参して来た翔太。
翔「なんか書く物いっぱいでさぁ、だる…」
「確かに書類大変だよね…。だけど洩れがあると大変だからちゃんと確認してから提出するんだよ？」
翔「…A、マジでセンセーじゃん」
「え？…うん？」
ちょっとよく意味が分からず曖昧に頷き、しばらく翔太が書類記入に悪戦苦闘するのを隣でサポートした。
翔「はぁ、終わった！助かった！」
数々の書類の確認が終わり、翔太は達成感で大の字に寝転がる。
「ふふ、その体勢好きだよね。笑」
翔「あ、ごめん、人ん家で。つい自分の部屋での癖が出た」
「ううん、リラックスできてるってことでしょ？嬉しいよ」
翔「…Aー」
「んー？」
翔「俺さぁ、」
「うん」
翔「…今日告られた」
「…えっ！？！！」
驚きすぎてお茶をこぼしてしまい、慌てて床を拭く。
翔「…一応報告ね」
「…ほら、やっぱりクリスマス前に告白されてるじゃん」
床を拭きながら自分の声が暗いのがわかる。
私の読みは当たっていた。
翔太はイベント付近で告白されやすいのだ。
バレンタインや卒業式のことを考えると、今から気が気じゃない。
翔「前に約束したし、言わないと怒るから言ったけど、…当然断ったからね？」
「べっ、別に！怒らないけど！……でも、言ってくれてありがとう」
翔「んふふ、慌ててる。笑 …あ、でさ。イブの日どうする？」
…そういえば今、切り出しにくいと避けていたクリスマスというワードを、翔太の告白に驚いて自らうっかり出してしまった。
だけど、翔太の方からどうするか聞いてくれて、少しホッとしてる自分もいた。
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R(プロフ) - ninaさん コメントありがとうございます！こちらの作品のコメントは久しぶりだったので嬉しかったです🥺✨一気読みなんて嬉しい限りです…😭今連載中のお話もどうか楽しんで頂けますように…🥺 (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - 最初から一気に読みました😭最高です！！🖤💛💙に愛される人生を歩みたいです（笑）次のお話も楽しく読ませていただきたいと思います！ありがとうございました✨✨✨ (2022年2月3日 15時) (レス) @page50 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん ありがとうございます😭✨今回も無事完走できました🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん コメントありがとうございます😭✨わぁ〜嬉しいです😭💕また大大大好きと言ってもらえる作品を書けるように頑張ります☺️ (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みさん コメントありがとうございます😭✨そんな事言って頂けて声を出して喜んでしまいました…😭続編構想中なので出来たらまた読みに来て下さると嬉しいです🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年11月21日 15時
