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Tatsuya side
俺ってば、お節介だったかなぁ。
今ここにいるのは単なる佐久間の付き添いなわけで。
当の本人は横で項垂れてるし。
佐「なぁ、マジでイケメンだったぞ…」
深「はは、だなぁ。わら」
佐「俺とタイプ、全然違うよね？」
深「違うねぇ…」
佐久間の好きな子のタイプの彼は、想像以上にイケメンだった。
痺れを切らした佐久間がこっそり見に行こうと提案し、俺たちは先程店に向かったんだけど…
そこには店の前で話す3人の姿があって。
その様子は絶対に初対面な感じは無くて。
何ならだいぶ訳ありオーラが出まくっていた。
「じゃあ後で」という会話の一部も聞こえてしまって。
これは黒だな、と。
咄嗟に考えたのはなべのこと。
あいつ、大丈夫かな。
今日のこと知ったらヤバいんじゃないかな…って。
だからわざとAちゃんの前でなべのなまえを出した。
反応を見るため、そしてイケメンに2人の間に入る余地を与えないため。
悪いけど、俺はなべの味方だから。
高1の時の荒れまくってたアイツを知ってるから余計なのかも。
入学前に何があったか知らないけど、1年の時のなべはそこら中にガン飛ばしまくってるわ、女の子取っ替え引っ替えだわ、そりゃあすごくて。
だから、あいつがAちゃんに本気になった時はマジでビックリした。
あんななべは初めて見たし、何よりすごく丸くなった。
だから、
イケメンくんに簡単に壊される訳にはいかないのよ。
Aちゃんが自分で今日の事をなべに話すと言い切ってくれて少しだけ安心した。
頼むよ、Aちゃん？
・
・
・
Hikaru side
「じゃあ…俺帰るけど」
「…うん」
目の前にいるAはめちゃくちゃ不安そう。
そりゃそうだよな、突然目黒が目の前に現れたんだから…
「私、大丈夫かな…」
照「…何が？」
「…」
あ、ダメだ。
完全にモードに入っちゃってる。
おそらく、上手く話せるかという不安と、
久しぶりに話すことで自分がどうなってしまうのか…未知なんだろう。
それにきっと、渡辺への説明も。
照「もし、困った事とか相談あればいつでも話聞くから」
「うん、ありがと…」
その役目はもう俺ではないのかもしれないけど…
そうしてボーっとしてるAを心配しつつも、俺は先にその場を去った。
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R(プロフ) - ninaさん コメントありがとうございます！こちらの作品のコメントは久しぶりだったので嬉しかったです🥺✨一気読みなんて嬉しい限りです…😭今連載中のお話もどうか楽しんで頂けますように…🥺 (2022年2月3日 21時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
nina(プロフ) - 最初から一気に読みました😭最高です！！🖤💛💙に愛される人生を歩みたいです（笑）次のお話も楽しく読ませていただきたいと思います！ありがとうございました✨✨✨ (2022年2月3日 15時) (レス) @page50 id: 3feab5f3eb (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みかさん ありがとうございます😭✨今回も無事完走できました🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みみみさん コメントありがとうございます😭✨わぁ〜嬉しいです😭💕また大大大好きと言ってもらえる作品を書けるように頑張ります☺️ (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - みさん コメントありがとうございます😭✨そんな事言って頂けて声を出して喜んでしまいました…😭続編構想中なので出来たらまた読みに来て下さると嬉しいです🥺💓 (2021年12月11日 12時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年11月21日 15時
