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挨拶を交わした後、ただ話すだけは申し訳ないので、卵や牛乳など必要な物を手に取ってレジに立った。
渡「今日は弁当じゃないんだね。笑」
「お弁当は実習期間中だけって言ったでしょ？」
ちゃんと今は自炊してるのにって思いが口調に出てしまったのか、
渡「またムキになってるし。笑」
そう言って私の大好きな豪快な笑い方でケラケラと笑っている。
キュンとしてつい見惚れてしまうと、
渡「え、まだオコ？」
なんて的外れなこと言うから、「おいくらですか？」ってお会計を促し、見惚れているのがバレなくて良かったって内心安心した。
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会計を済ましてからも、お客さんがいないのを良いことに私たちは少し話し込んだ。
「確か、もうすぐ期末テストだよね？」
渡「久しぶりに会ったのに…その話題出す？」
口を尖らせて渡辺くんがジロっと私を睨む。
「ごめんごめん、…でも大事な時期だから…さ」
渡辺くんは、進路決めたのかな…
バイトしてて大丈夫なのかな…って。
渡「俺だけなんだって」
「…何が？」
渡「進路希望出してないの」
「…そっか」
渡「山ちゃんに毎日追いかけられてんの、俺。笑」
そうやって笑ってはいたけど、心からの笑顔じゃないってことはまだ付き合いが浅い私でも分かる。
「渡辺くんは…何に1番悩んでる？」
少しでも力になれたらと思ってそう聞いた。
渡「んー…実はさ。前まで大学行く気なくてすぐ働こうって思ってたんだけど」
「うん」
渡「俺も大学行ってみようかなって思ってきて」
「…え！本当に？」
渡「うん」
「…良いと思う。うん！」
渡「けどさ、今更行ける大学あんのかな…俺の成績で」
渡辺くんの全体の成績は把握してないけど、古文の成績は伸び代があったし、どちらかと言えば理系より文系なのかな…
「まずは山田先生に大学に行きたいって考え、しっかり話した方が良いんじゃないかな。
きっと、渡辺くんの成績と照らし合わせて目指せる大学を色々教えてくれると思うよ」
渡「うん…だね。本当はセンセーと同じ付属の大学行きたいけど」
「そう…なの？」
渡「…まぁ俺と入れ替わりでセンセーいなくなっちゃうけどね。笑」
渡辺くんが実は色々と考えていて決断したこと、話してくれたことが何より嬉しかった。
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R(プロフ) - はるかさん» 一気読みだなんて嬉しいです、ありがとうございます🥺�△寮睫席犬魏爾泙妊好�ロールして頂くと実はパスワードが記載されています＾＾もし良かったら引き続き読んで頂けると嬉しいです☺️ (9月1日 17時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気読みしてしまうほど引き込まれるストーリーでワクワクしました。�△砲魯僖好錙璽匹�必要で読めないんですね…（泣） (9月1日 12時) (レス) id: 7ea5ff59dd (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - またまた一気に読んでしまいました!本当にᎡさんのストーリーには毎回引き込まれてしまって、毎日読んでます。 (8月4日 7時) (レス) @page50 id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - Daigo0211さん» 本当ですか🥺嬉しいです！ありがとうございます☺️✨ (7月16日 7時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませて頂いてます💙Rさんのお話好きすぎてどんどん制覇して行ってます😳 (7月14日 0時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年10月28日 16時
