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「阿部くん久しぶり！ハガキありがとね」
阿「いえ、翔太に託しちゃいました！」
小声でそう言ってニコッと微笑む。
阿部くんて意外とこんなキャラだったんだと驚いていると、「先生」と再び井沢さんに小さな声で話しかけられる。
由「翔ちゃんと付き合ってるんですね。…おめでとうございます」
「えっ！」
…ビックリした。
私たちの関係はあくまでもまだ秘密であり、渡辺くんはてっきりクラスでは宮舘くんと阿部くんにしか話してないと思っていたから。
涼「僕が昨日話しました。もちろん翔太の許可を得て。…すみません」
「あ、ううん」
そうだったんだ…
でも井沢さんならという信頼もあった。
由「涼ちゃんは、私に気を遣ってずっと黙ってくれてたみたいで。…何となく付き合ってるんだろうなとは思ってたけど、翔ちゃんは何も教えてくれなかったから…」
そう言って俯く。
もしかしてまだ渡辺くんのこと…
由「でも安心して下さい。私はもう翔ちゃんのこと何とも思ってませんので」
私の考えを見抜いたようにキッパリと笑顔で話す。
その言葉に安堵したのは、隣にいた宮舘くんも同じだったみたい。
とにかく今は新しい恋が始まった2人を祝福し、私は阿部くんに案内されるままに教室に入った。
阿「あれぇー、翔太どこ行っちゃったんだろ」
さっきまでいたのに…と頭を抱える阿部くん。
本当にビックリするくらい、本日渡辺くんの姿を私は1度も見ていない。
久しぶりに校内にいる渡辺くんの姿を見るのをドキドキしながら楽しみに来たというのに…
渡辺くんは私が来るの別に楽しみじゃなかったのかな…なんて少し落ち込む。
阿「もー、翔太自由だなぁ。多分どこか他のクラス回っちゃったのかもしれません。もう少し待ちますか？」
阿部くんは気を遣ってそう言ってくれたけど、受付にはお化け屋敷に並ぶ生徒たちが見えていたし、渡辺くんがいつ戻るとも分からない。
そんな忙しい状況で待たせてもらうのは悪いと思い、
「ううん、大丈夫。…行ってきます！」
「先生頑張って下さい」と胸の前で可愛くガッツポーズする阿部くんに見送られながら、入り口に手を掛けた。
中に入るといきなりほぼ真っ暗で足がすくんでしまう。
本当に教室？と疑うくらい別世界に来た感じだし、それらしい音楽が流れているのも余計に雰囲気が出ていて…
怖くなって再び入り口に戻ろうとすると、いきなり誰かに手首を掴まれた。
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R(プロフ) - はるかさん» 一気読みだなんて嬉しいです、ありがとうございます🥺�△寮睫席犬魏爾泙妊好�ロールして頂くと実はパスワードが記載されています＾＾もし良かったら引き続き読んで頂けると嬉しいです☺️ (9月1日 17時) (
レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一気読みしてしまうほど引き込まれるストーリーでワクワクしました。�△砲魯僖好錙璽匹�必要で読めないんですね…（泣） (9月1日 12時) (レス) id: 7ea5ff59dd (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - またまた一気に読んでしまいました!本当にᎡさんのストーリーには毎回引き込まれてしまって、毎日読んでます。 (8月4日 7時) (レス) @page50 id: 4a86c3b00e (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - Daigo0211さん» 本当ですか🥺嬉しいです！ありがとうございます☺️✨ (7月16日 7時) (レス) id: 7b806d3bae (このIDを非表示/違反報告)
Daigo0211(プロフ) - いつもドキドキしながら読ませて頂いてます💙Rさんのお話好きすぎてどんどん制覇して行ってます😳 (7月14日 0時) (レス) id: 2f0ef62747 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：R
| 作成日時：2021年10月28日 16時
