私のセコムがしつこすぎる件について【ツイステ】

Five ページ8

『はぁ〜やっとお昼だ〜』


キンコンカンと授業の終わりを告げる鐘が鳴り、皆それぞれグループで纏まって教室から出て大食堂へと向かっていく


「こんにちは、Aさん」


「A〜。迎えに来たよ」


『ぐぇっ』


あの双子に見つかる前に大食堂に行こうと人混みに紛れた筈なのに呆気なく見つかり後ろからずっしりとした重みに全く可愛げのない声が出た


『どうして見つかったんだ…私は認めたくないけど、認めたくないけど小さいのに』


「俺らが鼻いいの知ってるでしょ？こんないい匂いさせてんのAだけだし」


『鼻に頼るのは良くないぞ!あとｻﾗｯとそういう事言うのよくないと思う!!』


「こんな事言うのはAさんにだけですよ」


『あぁもうホントこのイケメンツインズは!!』






『はぁ…もっと絵に描いたような青春がしてみたかった…』


そう呟いてクリームパスタをフォークに巻いて食べる私と、それをﾆｺﾆｺと嬉しそうに見詰めてくるイケメンツインズとイケメンオクトパス


正直言って食べづらい。見ないで欲しい


「何を言っているんですか。僕達は1年の頃から青春してるでしょう？」


『アズールの頭の中にある国語辞典はどうかしてるんじゃないかな？いい病院オススメするよ』


「おや、では僕はいい式場をオススメしますね」


『マジで話噛み合わないんだけど』


もうホントどうにかして欲しい。毎日こんな感じとかいつか私の胃に穴が空くんじゃないかな


「いい式場でしたら先日僕とフロイドで調べた資料がありますよ」


「流石ですジェイド、フロイド」


『待って、なんで調べてんの。私結婚するつもりないししかも3人とか無理だから』


「ここなんてどうです？フロイドも此処がいいと推しているんですが」


『ダメだ私の話全然聞いてない』

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