【番外編】濁ったマジペン ページ41
それはある日の移動教室へ移動している時の事
「A先輩のマジペンっていつも濁ってますよね？」
『え？』
1年生、ハーツラビュル寮生であるエース・トラッポラくんに私のマジペンを指差しながらそう言われた
『あぁ…もう"そんな時"か』
「？そんな時って？」
私の制服の胸ポケットに刺さっているマジペンに目をやると、水色の魔法石が黒いモヤ、"ブロット"で黒く染まりかけていた
まぁいつもの事だから早く行こうと言ったら監督生ちゃんから待って下さいと声をかけられる
「A先輩、このままじゃオーバーブロットしますよ!?」
「そうだぜA先輩!こんなに濁らせてんなら休めって!」
「見た限りオーバーブロットの1歩手前みたいだ。A先輩、疲れてるなら休んでください」
『うへぇ…1年生ズのお説教だ〜アズール〜』
グイグイ来る1年生ズからの圧に耐え切れなくなって何となくでアズールを呼んだら秒で来てくれた。嘘でしょ私叫んでないのにどっから来たの
「呼びましたかAさん」
『アズール、もうすぐ"アレ"が来るから』
「!分かりました、早急に準備します。放課後まで保って下さい」
『ん、お願いね』
「？アレってなんなんだゾ？」
『君達には内緒だよ〜』
授業に遅れるからもう行くね、と言って急ぎ足で移動教室へと向かう
ー放課後ー
あれから特に以上は無い。というかいつも通り
『アズール〜来たよ、ってわぁ!?』
ｶﾗﾝｶﾗﾝとモストロラウンジのドアを開けた途端に来る衝撃
何とか後ろに倒れずに済んだけど、ぶつかって来られた時の衝撃でちょっと首が痛い
『フロイド、首痛いし絞めないでｯ』
「A溜め込み過ぎ。何時でもいいって言ってんのに」
『ごめんごめん』
「フロイド、そこを退きなさい」
ぎゅうぎゅうと絞めつけてくるフロイドを私から引き剥がしてくれたのはまだ制服姿のままのアズール
「えぇ〜オレAともっとぎゅってしたいんだけど」
「黙りなさい。さっきも言ったでしょう。"アレ"が近付いてるんですから邪魔するなと」
『いや、それより早く中に入れさせてよ』
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ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか？オクタ監って感じかするのですが…？？？？？ (2021年12月2日 2時) (
レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった？ (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜘蛛姫 | 作者ホームページ：http://sinngati
作成日時：2020年5月22日 2時
