Twentynine ページ33
『えっと?次は黒カナヘビの尻尾、そんでドラゴンの鱗の欠片…』
今の所は順調。カリムもちゃんと混ぜてくれて、クルーウェル先生が作ってたみたいな色になってる。いいぞ、この調子
「A!俺にもやらせてくれないか!腕が疲れてきたんだ!」
『ちゃんと最後まで混ぜててくれたらジャミルに頼んでカレー作って貰うよ』←
「分かった!!」←
カリムってチョロいよね。将来オレオレ詐欺に引っ掛からないかA心配。まぁジャミルが防ぐと思うけど
『よし、あとこの液体を1滴垂らしたら完成!』
「A!それ俺g」
『喋りかけないで肩掴まないで!』
スポイトで瓶の中に入っている液体を吸い上げ大釜の前へと持っていく
これを1滴垂らせば無事薬が完成してクルーウェル先生から"Good Girl!!!"が貰える!カリムとペアの時は絶対bat girlだからせめて1回くらい褒められたい
『よぉし、絶妙な力加減で…って、あれ?』
ゆっくりとスポイトを押していた指に不自然に力が入る
別に緊張してるわけじゃないのに、なんで!?まさか…!!
窓側から刺さる視線を感じて、視線の先を見れば
「やべッ」
マジペンを持ったラギーが、今の私と同じ格好をしていて、目が合った瞬間に逃げられた
ポチャポチャ
『あ"!』
「ん?どうしたんだ?」
ラギーが魔法を解いたとは言えスポイトへかかっていた力は変わってなくて、大鎌の中に本来1滴だけ入れるやつが2滴入ってしまった
『か、カリム!!大釜から離れて!!』
「え?お、おう!」
次第にガタガタと大きく揺れ始める大釜
絶対に吸っちゃダメな色をしたガスみたいなのが発生し、バシャバシャと大釜の中の薬が飛ぶ
そして遂に大釜は固定していた台から落ち、逃げようとしていた私に向かって降り掛かってきた
バシャッ
ボフッ
『と、いうわけでちーさくないました』
「なッ!?本当にAさんですか!?」
「おやおや、随分と可愛らしい姿に」
「Aちっちゃ〜い」
ご都合過ぎにも程がありますがこれは私が悪いんじゃないんです。ラギーなんです←
『りゃぎーゆるさん!!』
滑舌に問題ありなのどうにかなんないの??
290人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
貴方はフロイドからどう思われているのか…知りたくないですか?知りたいですよね(((...
【ツイステ】崩れゆく偽りの仮面【男主】
もっと見る
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただの腐女子 - これ…ホントにイドアズですか?オクタ監って感じかするのですが…????? (2021年12月2日 2時) (レス) @page42 id: a9c9d2d284 (このIDを非表示/違反報告)
萌絵(プロフ) - カレー作ってもらうって……カリム君カレー嫌いじゃなかった? (2021年10月5日 22時) (レス) @page33 id: 7848a62cb3 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月23日 22時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蜘蛛姫 | 作者ホームページ:http://sinngati
作成日時:2020年5月22日 2時