私のセコムがしつこすぎる件について【ツイステ】

Twentysix ページ30

可笑しい。本当に可笑しい



何が可笑しいかって？そんなの決まってる



怪我人がいくら何でも多すぎるんだよ



確かに毎年間近に迫ったマジフトの練習でけが人は出るけど、いくら何でもこの人数は多すぎる



あの広くてベッドやイスがいっぱいある保健室が怪我人で埋まる程増えている



そして皆口を揃えてこう言う



"体が勝手に動いた"



傍から見れば本人の不注意に見えるだろうけど、本人は不注意な訳ないと言うだろう



それに、共通点はもう1つ



怪我をした人、皆がマジフトの選手候補、または選手として選ばれていた人達ばかり



流石に怪しいので私はリドルの所でトレイやケイト達と話し合ってる



『やっぱり可笑しいよね、この数は』



「そうだね。例年よりも多くの怪我人が出ている」



「しかも全員選手候補なんだろ？」



「誰かが意図的にやってるって感じ〜？」



ハーツラビュル寮の談話室で、テーブルに今まで怪我をした生徒の証言やその時の状況、そして怪我をした場所などが記された沢山の紙を広げて4人でうーんと唸る



『分かんない。今はとにかく情報収集が重要だから、ちょっと話を聞きに行ってくるよ』



「それなら僕も行こう。こんな時だ。女の子とは言えAの事も狙ってくるかもしれない」



『またまた。最近リドルは私に気をかけてくれるね。嬉しいよ!』



「なっ!だから頭を撫でるなと…!」



他わいも無い会話をしながらリドルとはなし、トレイに今度チーズタルトを作ってとお願いをしている時



「うわっ!?」



『ｯ!?リドル!』



「リドル!!」



私の横で笑っていたリドルが急に消え、視線を落とすと階段から足を踏み外しバランスを崩して落ちるリドル



咄嗟に手を掴もうとしたがそれは間に合わず、飛び出したトレイがリドルの下敷きになった



「ｯ!?トレイ、トレイ!!」



「いっつぅ…」



『ケイト!私は冷やすものと包帯とギプス持って来るからケイトはトレイを部屋に運んで!』



「りょーかい!でもちょっと1人じゃきついから俺ちゃんを増やすね!!」



一体誰がこんなことを…



相手を動かす魔法……相手を、動かす……？




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この会話は私の想像なので原作のでは無いので!!


まぁ分かると思いますが((

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