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ガンっ…キンッ…！
アンの攻撃に対してエースは避けるのみだった
アン「避けるだけじゃ、体力を奪われるだけじゃない？」
ドカッ！！
アンがエースを蹴り飛ばし、エースは仰向けに倒れる
エースの身体に跨ったアンは、そのままエースの首元に向かって刀を振りかざす
ガキィィィン…
耳をつんざくような音が辺りをこだます
エ「…どうした、アン」
エースがアンを真っ直ぐ見つめる
アンの刀はエースの首元から数センチ離れた地面に突き刺さっていた
アン「……」
エ「殺せよ。おれの事が憎いんだろ…？」
バッ
アンはエースから紙を奪い取り地面に刺さった刀を抜く
エ「おまえ…どうしちまったんだよ…！
何かあったならちゃんと言え！！
何も出来ないまま大事な兄弟と離れるなんてもう二度とごめんだ！！」
エースがアンの背中に向かって叫ぶ
けれどアンが振り向く事はない
エ「おいっ、アン！！」
エースがアンの肩を掴もうとした時、
キンッ
刃先がエースの首元に添えられる
アン「…それ以上近づくな。確かに私はお前と盃を交わした…今更しらばっくれる気なんてない
だけどもうあの頃の私はいない
私の親の事をジンベエから聞いただろ！？
私は何もロジャーだけが憎いんじゃない！！
"海賊"という存在が憎いんだ…！！」
アンは興奮気味に叫ぶと刀を下ろしエースに背を向ける
アン「せめてあんたが海賊じゃなければ良かったのに」
ーーーそう一言残して。
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丸子(プロフ) - みきさん» とても励みになるお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^_^ (2018年10月25日 9時) (
レス) id: 6577423cdc (このIDを非表示/違反報告)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸子 | 作成日時：2018年5月30日 20時
