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アンは自室に戻り荷物をまとめる
セ「そんな荷物まとめてどこ行くつもりだよ」
と、そんなアンの背後から冷たいセンヤの声が聞こえた
アン「ちょっと私用だ」
アンはセンヤの方を振り向く事なく答える
セ「休暇は終わっただろ」
ばさっ…
そんなセンヤの前に紙の束が投げられる
アン「休暇中に溜まってたのと、先3日分だ
後は通信で送る」
セ「そんな勝手が許されると思ってんのか」
センヤの怒りは治らない
そしてアンがそれを気にしていない様子が、ますますセンヤを苛立たせた
アン「やる事さえやってれば、あいつらは何も言わないよ」
セ「お前、さ…本当に海賊の事憎いと思ってるか？エースの事…許せないと思ってるか？」
それまで淡々と返事をしていたアンが押し黙る
アン「分からない…」
先ほどまでとは打って変わり、細々とした声を発する
アン「エースの事が、海賊が憎い…そう思ってたはずなのに、そう思ってるのは確かなのに
あいつに会うと…私には何かが足りないような、そんな気になる」
セ「………」
アン「自分の中のそれがハッキリしない限り、私はエースを純粋には憎めないと思う」
アンは初めて顔を上げてセンヤを真っ直ぐ見る
アン「ごめんなセンヤ…センヤにとってはただただ憎い相手でしかないのに…
上司である以上に、姉である私がこんなで」
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丸子(プロフ) - みきさん» とても励みになるお言葉ありがとうございます！更新頑張ります^_^ (2018年10月25日 9時) (
レス) id: 6577423cdc (このIDを非表示/違反報告)
みき - スッゴく続きが気になります。更新お願いします。 (2018年10月24日 22時) (レス) id: 4c123f987b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：丸子 | 作成日時：2018年5月30日 20時
