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ライバル? ページ12

ーーー1週間後ーーー



小瀧くんと帰宅した日以来、小瀧くんとしゃべってない。

てゆうか会ってない?


連絡はちょくちょく取るけど…

結構忙しいんかな?

さみしいけど、会っても恥ずかしくなるんやろな。笑


それにしても先週は一気に小瀧くんといろんなことあったなー…

担がれて 友達になって 助けられて 告白されて 一緒に帰って…


小瀧くんはすごいイケメンやしすごいいい人やし付き合いたいのは山々やで?

でもあのときは私的に早過ぎたから…;


今ならもう整理もついたし付き合いたいなー…とか勝手なこと思ったり;


やからまた連絡とったときに時間作ってもらうように頼も!


さ、間もなく上の空やった授業も終わる!

昼休みや〜♪


ーーキーンコーンカーンコーン…




貴方「ユリちゃん、食堂行こー!」


ユリ「ごめん、なんか呼び出されてん…先行ってて^ ^ 間に合いそうなら後から行くし!」


貴方「呼び出し…?わかった…」




なんの呼び出しやろ?部活のことかな?

ユリちゃんバレー部やし忙しいもんな;


私は一人で食堂へ向かった。


さみしながら一人で昼食をとり、スマホでゲームをしてユリちゃんを待っていた。



ーーー10分後ーーー



んー、ユリちゃん遅いなー…あの子昼ごはん食べれへんパターンか;

かわいそうに;


私はユリちゃんにあげるパンを買って食堂を出た。


すると話し声が聞こえてきた。




?「ずっと待たされてるんやろ?望かわいそう。」




小さい声ではあったけど、はっきりそう聞こえた。




小瀧「別に俺はかわいそうと思わん。待つって言ったから。」


?「でもこんないい男待たせるなんてムカつく。私と付き合っちゃおーや。」


小瀧「無ー理。」




ど、どうしよ、小瀧くんが迫られてる;

私が告白の返事してへんせいで…


でも小瀧くん慣れた感じやし大丈夫そう…




?「じゃあちゅーしよーや。ちゅーだけ。」


小瀧「絶対あかん。」




わわっ、最近の女の子は随分積極的やなぁ;


私は本能的に現場をチラッと覗いてしまった。


私が見たとき、小瀧くんと女の子の顔はすごい至近距離だった。

モヤっ。ムカっ。




貴方「あ…かん。やめて…」




思わず声を出してしまった;




?「あ、上村さんやん。望に返事してへんねんろ?関係ないやん。」


貴方「してないけど…もうするもん!」




私はそう言って小瀧くんの目を見た。




?「あーあ、おもんな。」




そう言って女の子は去っていった。

告白→←小瀧のお話2 小瀧side



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作者名:ちゃーりー | 作成日時:2015年2月26日 22時

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