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『初対面ながら剣先を向けるなど、とんだ無礼を……すみませんでした』
長としてあるまじき行為だったと深く頭を下げ、被害をもたらしてしまったクラスの人達へも同様にして詫びる。
思い返してみれば、この人はレオナ様を"
目が合うなり誰もが頭を取れそうな程に横へ振るので、優しい人ばかりで良かったと安堵して改めて彼へ向き直った。
「ノン、気にすることはないよ。彼を護ろうと殺気立ったその姿……実にボーテ！」
なんともない、と笑顔を振り撒く彼にやはり只者ではないと確信する。
今まで親の愛情の元育っていれば、命を落とす危機に遭遇することは十中八九ないだろう。
ならばいざ殺気を向けられた時、馴染みのないそれに先程の彼らのように無意識に震え恐怖が身体を支配するはずだ。
けれどこの人は殺気どころか、切れ味抜群の剣を急所に突き付けられて尚平然としていた。
過去にどれだけの死地を潜り抜けてきたのか、安易に汲み取れる程単純なものではないのだろう。
『俺はA･バイロニアと申します。お詫びと言っては些細かもしれませんが、何かあった時は是が非でも手助けをさせて頂ければと思います』
何なりと申し付けください、と再度頭を下げて様子を伺えば、彼は何やら思案顔でこちらを見やる。
そして程なくして何を思い付いたのか、笑みを浮かべながら口を開いた。
「私はルーク･ハント。
……手助けと言ったね？ではムシュー･
『ムシュー……えぺいすとぅ……？は、はい。何でしょう』
「
やけに周囲をキラキラさせながら言いきったハントさんに、完全に思考を持っていかれる。
自己紹介をしたにも関わらず、突然不思議な呼び方をされ、どんな仕返しを受けるかと身構えれば狩人ごっごをしようだなんて、到底予想出来るはずがない言動に頭が爆発しそうになる。
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ぽいんせちあ(プロフ) - すぅぅぅぅ…だぁぁぁいぃぃすぅぅきぃぃでぇぇぇぇす！！！応援してます！！ (2022年7月14日 22時) (
レス) @page28 id: 29021d68a0 (このIDを非表示/違反報告)
洸 - あっこれ楽しいやつだ…更新楽しみに待ってます… (2022年4月17日 9時) (レス) @page28 id: 2f1dccb094 (このIDを非表示/違反報告)
..... - とっても好きです！！更新頑張ってください！応援しています！！！ (2022年1月17日 16時) (レス) id: 4b3179590f (このIDを非表示/違反報告)
滅夜(プロフ) - このお話最高です！更新頑張ってください！ (2021年3月30日 12時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
馬と鹿 - 読みやすく何処か引き込まれる文章に感心します…。謙虚な作者の姿勢に、また尊敬の意を表したい！！ 応援しております！！ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：濁瀬 | 作成日時：2020年7月13日 0時
