サッカー？まぁ、楽しいんじゃね？【うわさの翠くん】 (ページ23)

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神保｢クソｯ青葉のヤツらめ、邪魔しやがって……

しかし、あのAって女…どっかで…

(日本代表選手__?)｣

インターハイ地区予選大会、２回戦

ピーーー

新橋｢やったぜ！２回戦突破だ！｣

山手｢やったぁー！｣

『皆！おめでとう！いいプレーだったと思う！！(ｽﾞｷ)ｯ…』

神保｢…………!アイツは｣

明｢翠ちゃん、今日も絶好調だったな。司｣

司｢………｣

明｢司？｣

～控え室～

『クソ！またかよ！』

あたしは、背中にできた新たな傷を
テーピングで巻こうとしていた

けど、届かない所にあるからなかなか出来なかった

？｢やっぱり、怪我してるのか｣

『まぁな、ってうわぁぁぁ！！！』

｢なんだなんだ？｣

司｢オマエ…もう少し女らしい声出せねーのか｣

『(お前にだけは言われたくなかったな)』

司｢……テーピング、うまくできねぇのか？｣

『(ジェスチャーで手を退けろ。息ができない。)』

司｢あ、悪い｣

『プハ……ﾊｧﾊｧ…このバカ……

また、新たな傷ができた。なんでこんなにも……ｯ…』

司｢ｯ……テーピング、俺がしてやる。貸せ｣

『……頼めるか？』

司｢任せろ。｣

＿何でだろう。司になら今なら話せる気がする。
まだ、誰にも話したことがない事を___

ピタッ

あ、終わったのか？

何か、分からないが、顔が熱い

『あ、ありがと』

ギュッ

いきなり、司から抱き締められた

『司！？』

司｢ぐぅ…←…スースー｣

『え、寝てるのか？……困ったなこりゃ。がっちり捕まってらァ;;;

……昔の司に戻ったな___(誰かが見てるが)』

『寝てるなら、言ってもいいかな___

___まだ、アタシが小さかった頃

司にも会ってなかった時。司は、アタシの家族が羨ましいって言ってたよね

___それは、猫かぶってただけなんだよ。親がね。
アタシは、暴力を受けてた。背中の傷は、
殺人鬼がやったんじゃない。親がやったんだよ。
司が来たのが、背中の傷が出来てからだったかな。
アンタとは仲良く出来そうだって思ったよ。それと同時に一目惚れしたしね、
___司と会って１週間の時だったかな。
借金取りの奴らが来たのって、親は莫大な額を借金してた。
借金取りは、親を切って切って斬りまくってた。
脳みそとかもでてたし、体内物が沢山でてた。
今思い出したら吐き気がして来るよ。

ごめんね、司……アンタのことは話させといて、
自分だけ話さないってズルいよね。ごめん___』

司｢……んで、そんな大切なこと言わねんだよ！｣