そらるさんは彼氏兼私の専属お医者様だそうです

あまらるさん ページ26

夢主SideM







いや、ちょっとヤバいかも(汗)






皆さん、今私は本を読んでいます…

いや、読んでるフリをしてます…



数分前...




そらる「ねぇ、」


なんか、嫌な予感がする...


「あ！あそこの本屋さん行きたいなぁー！」

そらる「え、うん。じゃあ後で「今からちょっと見てくるねー！」分かった。一緒に行く」

思いっきり話を変えてやる！



あれ？
あのさ、ガチめに好きなシリーズの最新刊が出てるんだけど！？本当は明日発売じゃなかったけ！？

ラッキー！

「お買い上げありがとうございます！」

彼方もなんか見てるし…

いいよね？


そう思い近くのベンチに腰をかける



おぉ！やっぱり書き出しから面白いな！




読んでいると彼方から向けられていた視線にも気づかないでいた



そらる「A、終わったけど、、、」

「あ！うん！」


そらる「家帰る？読みたいならいいけど、」


「え！？うん。いいの？」

そらる「分かった。じゃあ帰ろっか」






という経緯なんですが


家に帰ってきて

二人並んで本を読んでいたはずなんです！！


さっきから視線が痛い…


そらる「ねぇ、A、もういいでしょ？彼方さん暇なんだけど…構ってくれないの？」


さっき本読みたいでしょ？って気を使って帰ってきてくれた人はどこの誰だっけ！？





「えっと...なんかします？」


そらる「ゲームしよ？」

え、鬼畜すぎる
私、ゲーム弱いの知ってるよねぇ！！？


「え？やです」


そらる「大丈夫、Aでもできるやつだから」

「バカにしてるよね？！私に勝てるゲームがあるなら言ってよ！」

もうね、Aさん半ギレ状態←




そらる「ポッキーゲーム、しよ？」

ねぇちょっと、そんなイケボなのに耳元で囁かないでくれますかぁ！？


「わ、わかったけど、ポッキーなんてないよ？」

メイド「彼方様、こちら言われた品でございます」

そう言ってメイドが持ってきたのはポッキーだった。


おいおい彼方さん、うちのメイドを使うなよ、
メイドさんもメイドさんだよ
"なぜ持ってきた"

そらる「ほら、これで逃げられないね？」

うん、そうだね！！！？




う"ぐｯ

口にポッキーを押し込まれると、反対側を彼方が加えた

そらる「先に離した方が負けだから、せいぜい頑張って？」

「負けないし」

はぁ？なにその余裕


私が離さなきゃいいんでしょ！？


パクパク...

あれ、近い...


このまま食べたら、キスしない？

てか、食べるの早くない？

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＊あまらるさん→←あまらるさん

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