気まぐれな魔法使い【そらる】

過保護な魔法使いさん ページ28

夢主said









なんだか、昨日のことを記憶から消したくて、そらるに甘えたくなった…






だから、朝から、その、えっと...




ぎ、ぎゅーとかおねだりしたりしてみたけど、やっぱり恥ずかしくて...嬉しいのに、顔が見れない...




そ「ん？こっち見てくれないの〜？」



ってニヤニヤしながら聞いてくるこの人はやっぱり意地悪で、ちょっと仕返しがしたい...





そ「そういえば...」





「？？」



そ「昨日触られたとこどこ？」




いつになく真剣な顔で聞いてくる彼、それと裏腹に私の体は震えだした




そ「よしよし、ごめん、嫌なこと聞いた...でも、そらるさんが上書きしてあげるから...ね？」







そっと抱きしめる力を強くされる






「...首とお腹と...それから...」



本当は触られたくなかった




だって、ファーストキスはそらるがよかったから





意識だってあやふやな時、無理やりキスされたなんて言ったら、そらるは私に幻滅するだろうか





なんてことを考えていると、涙が出てきた




そ「大丈夫、大丈夫...幻滅なんてしないから。ちょっとごめんね」




そういうと、私をソファーに寝かせ触られたところに一つ一つキスを落としていく




「そ、らる...っ！」

少し抵抗するようにいうと


そ「消毒」

なんて言って、塞ぎ込まれてしまう。




今度は向き合って、あと少しで唇がくっついてしまうところまでくると、一旦止まり、




"大好きだよ"



と言ってから手で顔を優しく包み込み触れられるだけのキスをされた





「〜っ！！？」




そ「顔真っ赤(あー可愛い可愛い可愛い)」


なんて、いたずらっぽく笑ってくる





「ばか...私だって、大好き」




そ「ねぇ、A...ベット行く？」




真剣に聞いてくるが、これは流石に断って、丁度ピンポンを押そうとしていたまふ兄に飛びついた





ま「な！そらるさん！！僕の天使になにしたんですかぁ！！！」




そ「はぁ！？お前のじゃねぇだろ！！さっさとA返して帰れ！自称中二病天使が！」


ま「いいましたね？！だからそらるさんはAちゃんから逃げられるんですよ！そういうところです！そういうとこ！！」









あ、ケンカ...?









そ「あ〜！もう！A！何にもしないからそこの頭沸いてるやつから離れて俺のとこに来い！」

ま「離しませんからね！」




「え、え...?」








ま/そ「早く..."選んで？"」








「っ....///」

ロメオかよ((→←デレ期？(毎日更新目指します！)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す