気まぐれな魔法使い【そらる】

赤と緑と白と青？ ページ15

夢主SideM





ご飯をそらるに食べさせてあげていると、ドアが勢いよく開いた




？「おっ邪魔しまーす！」


？「おい、ふたりとも」



ま「そらるさーん！！？」



1人は分かった、まふにぃだ





でも、知らない人が2人...怖いな




無意識にそらるの服をぎゅっと握る



そ「大丈夫だから、優しいやつらだよ。まぁ、怖かったら俺に抱きついてていいから」




そう言われたから、そらるの肩で顔を隠す



ぎゅーっと抱きしめると優しくトントンと背中を叩いてくれる



そ「いい加減にしろ」


さ「ごめんなー！君がAちゃん？可愛ええ」


う「すまん。Aちゃん？うらたぬきです。そこのうるさいやつが坂田でそらると同じ魔法使い」



私も自己紹介しなきゃいけないのに





どうしても喉まで出かけている言葉が声に出せない



自分が情けなくて、少し涙が出てきた



そ「ん、無理しなくていいから、泣かないの」


「〜〜っ！」


う「大丈夫だからな！？」


さ「え！？なんで泣いてるん？！」

ま「大丈夫ですよ、できるようになったら自分から言えば！ね？」



なんでこんなに優しいの？


なんで殴らないの？

どうして、

どうして？




そ「Aのことが大好きだからだよ」



なんで、そんなに愛おしそうに私を見るの？



う「可愛いなぁ、本当に」


さ「俺にください」

ま「僕の嫁ですよ！！」



そ「は？やだ」





私は例え世界中の人から好きって言われたとしても、



「そらるがいい...だめ？」






そらるを選ぶ






う/さ/ま「ﾁ───(´-ω-｀)───ﾝ」


そ「んふふ、Aさんはそらるさんが大好きなんですねー？」



「うん...大好きだよ」



そ「っ！///」


なんか、顔赤い...大丈夫かな？






「大丈夫？」



う「大丈夫だよー」


さ「ねぇ、久しぶりにさ」


ま「歌わないですか！？」



そ「はっ！？」



「歌う？歌うの？」


少し興味を持った



昔、教えてもらった１曲





今でも忘れられない





そ「そうだよ」


「聞きたい...」



4人「よし、歌おう」






少ししてから、何やらまふにぃはギター？を弾き始めた





ま「最初は僕ね！聴いてください。"夢花火"」




聴いていると、胸が締め付けられた



寂しいな...



なんて...




そ「次俺歌う」


そらるの曲...


ギター弾けるんだ...









そ「聴いてて、"アイネクライネ"」

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