【東リベ】l'amour c'est (ページ27)

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episode26 ページ27

メビウスとの抗争から数日が経った。

あの抗争以来東京卍會の状況は正直良い方ではない。

むしろかなり悪い。

パーちんが捕まった事が要因の一つになってるみたいで、東卍はお金を使ってでも友達のパーちんを助けようとしたマイキー派と、パーちんの将来を考えて自首する気持ちを尊重したドラケン派に別れてしまった。

私はドラケンの気持ちがすごく良くわかるし正しい判断だと思う。

その私の気持ちを知ったマイキーは、怒った様子で私と会ってくれなくなり連絡もくれなくなった…。

武道君が退院したと聞いて、今日はドラケンと一緒に武道君のお見舞いに行く事にした。

龍宮寺「誰と誰がもめるわけねぇって？」

A「武道君やっほ〜怪我の具合はどう？」

武道君の部屋へ上がらせてもらうと、そこにはお友達の方が沢山いて私達はみんなでドラケンの買ってきたスイカを食べながら話した。

龍宮寺「結局パーは1年以上は出てこれねぇ」

A「…」

花垣「メビウスの長内は…？」

龍宮寺「生きてる。長内が死んでたら成人まで出てこれねぇよ」

花垣「マイキー君は…？」

武道君のその一言を聞いて私は俯いてしまった。