二口 堅治 ページ26
｢うるせぇブス！｣
｢はぁ！？ふざけんなよクソ男！｣
｢てめぇこそ！｣
朝から騒がしく喧嘩をしているのは私と幼馴染みの二口堅治。
いつからこんなにもくそ生意気な口聞くようになったんだよ。
バチバチと睨みをきかせ、最終的にはお互いフンッとそっぽを向いた。
｢お前絶対に一生ぼっちだ！飢え死する！絶対に！！｣
｢だったらお前もだな！！俺以外にお前を貰ってくれるやつなんかいねぇからな！！｣
｢…は？とち狂ったか｣
だったらくそ堅治は私を貰ってくれるって？
んな、まさか！
｢そうだ！俺が一生ぼっちならお前も一生ぼっちだ！！｣
｢ふざけんじゃないわよ！バカ！｣
｢それはこっちのセリフだアホ！｣
段々と顔が赤くなっていく。
何意識してんだ私コノヤロー。
｢俺が貰ってやるから大人しくしてればいいんだよ！｣
｢なっ、にすんの！｣
ガタンｯと立ち上がり私の机にバンｯと手をついて一気に距離を縮めた堅治。
ああくそ、近くで見ると余計整った顔してやがる。
｢そこそこ可愛いお前は俺の女になれんだから感謝しろよな！｣
｢はぁ！？バッカじゃないの！！｣
グーを腹に御見舞してやった。
あ、手痛ｪよ。
腹筋鍛えるなよ、痛ｪ。
｢ゴリラ｣
｢自分の女にゴリラって！このくそ男！｣
｢認めたー！こいつ俺の彼女だって認めたー！｣
、、、しまった。
失言だった！！
｢違うし！｣
｢じゃあ、そんな顔すんじゃねぇよ｣
グイッと頬を掴まれ長ーいキスを落される。
｢ん、っはぁ！長いわアホ！バカ！くそ！｣
｢だったら押し返せばいいんじゃないですかー？本当に嫌なんですかー？｣
｢〜〜〜っうるせぇ！好きだし！くそ堅治！！｣
長くくだらない喧嘩の後にはフッと優しく笑った堅治。
真っ赤な顔を隠すように堅治の胸元に凭れ掛かる私。
これでも付き合ってます。
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塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - アイミンさん» 明光くんですね！了解です！ (2016年6月4日 7時) (
レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
アイミン - リクエストで明光君お願いします！ (2016年6月4日 1時) (レス) id: 9ee16734b1 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - コロネさん» ありがどうございます！国見ちゃん、了解しました！ (2016年4月20日 7時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
コロネ(プロフ) - 初コメ失礼します！リクエストです！国見君でクーデレorツンデレな感じがいいです！！いつも作品面白いです！！これからも応援しています♪( ´▽｀) (2016年4月20日 5時) (レス) id: 8dfb1568a1 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラメル(□-□)なのだよ(プロフ) - あらはさん» あああありがとうございます！早くもネタが…w頑張るのでみすてないでくださいね！w (2016年4月19日 21時) (レス) id: 930d503b85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩キャラメル（□‐□）なのだよ | 作成日時：2016年4月15日 19時
