45 ページ5
・
『…うん、そうですよ』
相「…やはりそうか。じゃあ最近３日間学校に来ていなかったのは…」
『公安関係の出張です。福岡行ってました。』
相「…公安関係者だから、個性の訓練に規制がかかっているのか」
『え？』
相「頻繁に見学していただろう」
『いや、違いますよ。正直言って、私が体育祭出ちゃったら…
まぁ、こんなこと自分で言うのもなんなんですけど、優勝するんですよね
何処から来る自信だよって思うと思いますけど。
申し訳ないですけど、私相澤先生に勝てる自信あります。てか勝てます。』
そう言うと、相澤先生の眉毛がピクリと動いた。
相「…あまり大人を舐めるな」
『いや違うんだよね…舐めるとかじゃなくて、事実なんですよ。
相澤先生もプロヒーローなんだから、一度は風のうわさ程度に聞いたことないですか？
“この国には、極秘個性保持者がいる”って噂。』
実は一昔前に、とある公安関係者が一部の情報(ほんとに小さい情報)を漏らしてしまったのだ。
それにより、“極秘個性保持者がいる”という噂が一時的に広まった。
ちなみにそれは去年。
一時期騒がれただけのゴシップに過ぎないが
個性の話に関する話題をプロヒーローが聞き逃すわけない。
相「…っ、まさか、お前…！？」
『そうだよ。私がその極秘個性保持者。』
相澤先生の目がこれでもかというほど開く。
『ちなみに炎を操る個性っていうのも、間違ってないけど間違ってる。
私の個性は“魔法”。唐突にヴィランが襲撃してきた時、たくさん変なものが展開されたでしょ？
あれが私の本当の個性です。
ちなみに、この学校で知ってるのは校長先生とオールマイト。
今、もうひとり加わったけどね。』
相澤先生は私の噂を知っていた。
だからこそ、衝撃が大きかったのだろう。
しばらくの間、状況を飲み込もうと必死になっていた。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 894人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
こた - 今日見つけて一気見しました、、、！夢主が国民に認知された時めっちゃヒヤヒヤしてました、、、更新楽しみに待ってます！！ (3月23日 20時) (
レス) @page22 id: 84bb271225 (このIDを非表示/違反報告)
センバヅル - 最近見つけて一気読みしました！めっちゃ面白いです✨更新は気長にお待ちしております(*´ω｀*) (10月31日 20時) (レス) @page21 id: e516fa0de5 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - mbftmmさん» 毎度毎度お待たせしてしまって申し訳ないです( ; - ; ) 亀更新ですが頑張ります！ (2023年4月9日 13時) (レス) @page20 id: 536b47677f (このIDを非表示/違反報告)
mbftmm(プロフ) - 更新お待ちしておりました………これからも楽しみにしてますのでゆっくり更新してください(^^) (2023年4月7日 3時) (レス) @page20 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - 安奈さん» すみません間違えてました……ご指摘ありがとうございます (2023年3月13日 15時) (レス) id: 536b47677f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：メロン | 作成日時：2022年9月29日 7時
